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若者でも手が届く!? トヨタ「アクア」259万の人気グレード! 購入時にかかる費用はいくら?

くるまのニュース / 2021年12月20日 11時10分

トヨタ「アクア」はトヨタを代表するハイブリッド専用のコンパクトカーです。そんなアクアの1番人気グレードは購入に300万円かかりますが、年収いくらあれば手が届くのでしょうか。

■元祖コンパクトハイブリッドカー「アクア」はいくら?

 トヨタ「アクア」は、2011年に「プリウス」の弟分として登場しました。2021年7月にはフルモデルチェンジを遂げ、現行型となる2代目が発売されています。

 そんなアクアの1番人気グレードは購入に300万円かかりますが、年収はいくらあれば手が届くのでしょうか。

 実際にアクアを購入する場合には、どれほどの費用がかかるのでしょうか。

 今回は、トヨタの公式サイトのなかで1番人気とされている「Z」グレードをベースに実際に購入する際の金額をシミュレーションしてみます。

 まず、Zグレードの車両本体価格は259万8000円で、ボディカラーには、公式サイトで1番人気とされている「プラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)」を選択します。

 さらに、インテリアカラーも1番人気の「合成皮革+ストライプ柄ファブリック/COZY」を選択。それに付随して、シートもオプションの「合成皮革パッケージ(6万1600円)」となります。

 続いて、内装は販売店で勧められることの多い「フロアマット(1万4300円)」と、トヨタではオプションとして追加する必要のある「エントリーナビキット(7万400円)」「ETC2.0ユニット(3万4100円)」も追加します。

 カーナビやETCは、必ずしもクルマの運転に必須なものではなく、取り付けに費用もかかることから、メーカーによっては標準装備としていないことも多くなっています。そのため、必要に応じてオプションで追加するようにしましょう。

 ここまでボディカラーも含め有料オプションを5つ追加しました。その合計金額は21万2800円となります。

 ただしクルマの購入時には、税金や保険料、諸費用も必要です。

 2022年1月の登録を想定すると、税金・保険料は自動車税種別割が5000円、自賠責保険料が2万7770円で、合計3万2770円が必要です。

 ちなみに、アクアはエコカー減税の対象車であるため、自動車重量税などは100%優遇されています。

 諸費用としては、登録手続きにかかる費用などが挙げられ、合計6万1260円(保証がつくしプラン、メンテナンスパックなし)となり、支払総額は290万4830円です。

■およそ300万円のアクアZグレード! 購入するための理想的な年収は?

 そんなアクアを購入するためには、年収がいくら必要になるのでしょうか。

 貯金などを考慮せず、単純にクルマに年収の半分を費やせるとすれば、年収はおよそ600万円が必要ということになります。

 2代目アクアについて、都内のトヨタ販売店の担当者は「とくに若い世代に人気のモデルとなっています」と話していますが、若い世代で600万円の年収を稼ぐのはそこまで簡単なことではないでしょう。

 一括での購入が難しい場合は、ローンで分割して支払うこともできます。

 トヨタの公式サイトでローンの見積もりをすると、実質年率8.8%の頭金なしのプランで、36回払いの場合は8万9100円、60回払いの場合は5万8000円です。

 手取り月収のうち20%を月々の支払いに充てると想定すると、36回払いでは44万5500円、60回払いでは29万円が最低限必要な月収といえるでしょう。

 また、年収に換算すると、36回払いでは約550万円、60回払いでは約360万円の年収がアクア購入のボーダーラインとなりそうです。

 ローンは、一括払いに比べると負担を分散できるというメリットがありますが、全体的な支払い額で考えると、手数料などもかかるため、実質一括払いよりも高額になる可能性があります。

街乗りの実燃費はまさかの40km/L超えも! 日常使いに最適なアクア街乗りの実燃費はまさかの40km/L超えも! 日常使いに最適なアクア

 一方で、支払い総額自体を軽減できる可能性がある方法としては、残価設定型ローンが挙げられます。

 ローン同様に公式サイトに提示されている、実質年率6.8%の頭金なしのプランで計算すると、36回払いでは6万1300円、60回払いでは4万6500円が毎月の支払い額となります。

 さらに、手取り月収の20%をクルマの支払いに充てると想定すると、36回払いでは30万6500円、60回払いでは23万2500円が月収として求められます。

 これを年収に置き換えると、36回払いでは約380万円、60回払いでは約300万円ほどあればアクアに手が届きそうです。

 月々の支払いだけで考えると、ローンと残価設定型ローンでは1万5000円から2万円ほどの差があることになり、残価設定型ローンの方が比較的買い求めやすいといえます。

 ただ、そのぶん残価設定型ローンでは、期限が来たらクルマを売却する可能性もあるため、走行距離やクルマのカスタムなどに制限があり、単純にローンと比較することは難しいでしょう。

 しかし、むしろ短いスパンでクルマを乗り換えたい人や、毎月の支払いを安く済ませたい人にとっては有益な方法なのかもしれません。

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