1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

斬新ハンドル採用のトヨタ新型「bZ4X」は2022年発売! 全固体電池はHVから! 欧州で脱炭素戦略を発表!

くるまのニュース / 2021年12月6日 11時50分

トヨタモーターヨーロッパ(TME)は、EVブランド「bZシリーズ」の新型「bZ4X」を同市場で初公開。さらに、脱炭素に向けた取り組みを発表しました。

■トヨタ新型「bZ4X」を欧州初公開!

 トヨタの欧州法人となるトヨタモーターヨーロッパ(TME)は、脱炭素に向けた取り組みや電動車の投入に関する発表をおこないました。
 
 また、同時にトヨタのEVブランド「bZシリーズ」第一弾の新型「bZ4X」や新型「カローラクロス」を同市場で初公開しています。

 TMEは、2035年までに欧州市場で販売するすべての新車を電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)など二酸化炭素を排出しないゼロエミッション車(ZEV)に置き換えていく準備を整えていると説明しました。

 近年、欧州市場では環境に関する規制が強化され、EVシフトが加速している動きに対応するものです。

 TMEのマット・ハリソン社長は次のように述べています。
 
「2030年以降は、ZEVの需要がさらに加速し、トヨタは西ヨーロッパにおいて、2035年までにすべての新車で100%のCO2削減を達成する準備ができていると考えています。

 これは、それまでに十分な電気充電と水素補給のインフラが整備され、必要とされる再生可能エネルギーの容量が増加することを前提としています」

 また、バッテリー戦略に関して、トヨタは115億ユーロの電池投資戦略を世界に向けて発表しています。

 これを受けて、TME R&Dのバイスプレジデントであるジェラルド・キルマン氏は次のように述べています。

「貴重な鉱物を使用せず、低コストで通常のニッケル水素電池の2倍の出力密度を実現した世界初の両極性ニッケル水素電池の商業生産を開始しました。

 トヨタは、同様の技術をリチウムイオン電池に適用し、自動車のエネルギー消費をさらに効率化することで、2020年代後半には、航続距離を悪化させることなく、1台あたりの電池コストを50%削減し、バッテリー電気自動車をより手頃で身近なものにすることを目指しています。

 また、全固体電池の導入については、2020年の試作に続き、まずハイブリッド車に導入し、その後、高出力化、航続距離の延長、充電時間の短縮を目指して、電気自動車にも拡大していくことになります」

 TMEは、2021年に107万台の販売を見込んでおり、市場シェアは6.3%と新記録を達成し、2020年と比較して8万台の増加を見込んでいます。

 2022年には130万台の販売を計画しており、市場シェアは6.5%となり、これも新記録となります。

 また、今後の欧州市場では、新型モデルとなるbZ4X、アイゴX、GR86、カローラクロスの導入により、2021年から2022年にかけて23万台の販売増が見込まれるとTEMは予想しています。

 さらに2030年までに欧州市場におけるZEVの販売構成比を最低50%とし、ユーザーの要望が高まれば、さらに増加させることが可能だと話しています。

※ ※ ※

 新型bZ4Xの発売は、2022年に欧州で発売予定とし、ハンドルに関しては最初に従来の丸形タイプを導入します。

 ステア・バイ・ワイヤシステム「ワン・モーション・グリップ」を搭載する斬新ハンドルタイプは、順次導入するようです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください