1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

最上級仕様の購入はいくらかかる? トヨタ「ライズ」&ダイハツ「ロッキー」 ハイブリッド車が買える理想的な年収とは

くるまのニュース / 2022年1月2日 11時50分

トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」の最上級グレードを購入する場合、どれほどの費用が必要なのでしょうか。また、購入するのに理想的な年収はどのくらいなのでしょうか。

■兄弟車的存在のトヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」は最上級グレードの購入にいくら必要?

 トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」は、2019年11月5日に発売された兄弟車といえる存在で、2021年11月1日には新たにハイブリッド車が設定されました。
 
 そうしたなか、競合の多いコンパクトSUVのカテゴリーに位置する2台ですが、それぞれの最上級グレードを購入するにはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。

 日本自動車販売協会連合会が公表する登録車販売台数のデータによると、発売から2年が経過した2021年11月の時点で、ライズは全体の第7位、ロッキーは第17位となっています。

 今回は両車の最上級グレードをベースに見積もりを算出。なお、ライズとロッキーは車両本体価格やメーカー、販売店のオプション価格が若干異なります。

 ライズは「HYBRID Z(車両本体価格232万8000円)」、ロッキーは「Premium G HEV(車両本体価格234万7000円)」を選択。

 ボディカラーには、それぞれの訴求カラーとして、ライズには「ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック(5万5000円)」、ロッキーには「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド(7万7000円)」を選択します。

 オプションは一般的に販売店でもすすめられることが多い、カーナビ・ETC車載器・フロアマット3つを選択します。

 この場合、ライズは「T-Connectナビ 9インチモデル NSZT-Y68T(25万6300円)」に「ETC2.0ユニット(3万8500円)」を追加。フロアマットには「ベーシックタイプ(1万8700円)」を選択。

 ロッキーは「標準プランA ワイド プレミアム メモリーナビ(18万9332円)」と「V299 ETC2.0車載器(2万9260円)」を選択しました。

 ロッキーではカーナビの取付けには「パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック(4万8400円)」も必要になり、フロアマットは「オールウェザーマット(1万8326円)」を追加します。

 ここまででライズは269万6500円、ロッキーは270万9318円となり、両車の価格はさほど大きく変わりません。

 さらに、この価格に税金や保険料が加算されます。

 ライズとロッキーそれぞれを1月の購入で想定した場合、両車とも自動車税種別割5000円、自賠責保険料2万7770円です。

 登録手続きなどにかかる諸費用は販売店ごとに異なり、ライズについてはトヨタの公式サイトにて6万1500円かかるとされています。

 一方、ロッキーの諸費用は公式サイトでは明らかにされていませんが、ダイハツ販売店の担当者は「基本的にはライズとほぼ同等となっており、6万円ほどです」と話します。

 よって、ライズとロッキーの税金・諸経費が同等であるとすると、ライズの総額は279万770円、ロッキーはおよそ280万円となり、両車はほぼ同程度の価格で購入できるといえます。

■約280万円のライズ&ロッキー 余裕をもって購入できる年収は?

 では、約280万円するライズとロッキーの最上級グレードですが、余裕をもって購入するには年収いくらが望ましいのでしょうか。

 まず、一般的にクルマの購入の指標とされている「クルマの価格は年収の50%」で考えると、年収560万円ほどあればライズおよびロッキーの購入に手が届くといえます。

 一方、支出を月々に分散できるローンを活用するとどうでしょうか。今回はライズの価格をベースに、トヨタの公式サイトを利用してローンの支払シミュレーションをおこないます。

 サイトに提示されている実質年率8.8%の頭金なしの場合では、36回払いで8万5400円、60回払いで5万5700円が月々の支払額です。

 食費や生活費なども考慮して、手取り月収の20%までをクルマの支払いに充てられると想定した場合、36回払いでは42万7000円、60回払いでは27万8500円が月収として求められます。

 さらに、これを年収に置き換えると、36回払いでは約530万円、60回払いでは約350万円あれば余裕をもってライズ&ロッキーが購入できるといえるでしょう。

ダイハツ「ロッキー」のハイブリッド車はグリルデザインがガソリン車と異なるダイハツ「ロッキー」のハイブリッド車はグリルデザインがガソリン車と異なる

 最近では残価設定型ローンを活用している人も多く、その場合だと、実質年率6.8%の頭金なしで、36回払いで5万4500円、60回払いで4万2300円を月々支払うことになります。

 また、先程同様に月収の20%をクルマの支払いに充てた場合、36回払いでは27万2500円、60回払いでは21万1500円の手取り月収が必要という計算になり、ローンに比べるとそのボーダーラインはかなり低くなります。

 年収で考えた場合では、36回払いでは約340万円、60回払いでは約270万円あればライズ&ロッキーを無理なく購入できるでしょう。

※ ※ ※

 残価設定型ローンかかわる残価率は、販売店によって数値が異なり、およそ3か月ごとに変動する可能性があります。

 そのため、かならずしも今回シミュレーションした価格で購入できるとは限りません。あくまでもひとつの目安として、把握しておくのが良いでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください