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ホンダの新型「ステップワゴン」デザイン先行公開! 2022年春発売へ 初代は新型に激似!? 「必需品」装備は何代目から?

くるまのニュース / 2021年12月17日 11時10分

ホンダは、6代目となる新型「ステップワゴン」の一部デザインを、2021年12月10日にホームページ上で先行公開しました。これに伴い、初代ステップワゴンから5代目までのヒストリーページも公開されました。従来のステップワゴンはどういったクルマになっているのでしょうか。

■6代目新型「ステップワゴン」が登場!

 ホンダは、6代目となる新型「ステップワゴン」の一部デザインを、2021年12月10日にホームページで先行公開しました。

 先行公開されたステップワゴンは、初代モデルも連想させるスクエアなフォルムを採用しており、フロントグリルには新デザインが装着。

 ヘッドライトにはL字のクリアランスランプが備わっていて、ホームページではライトの光る様子を見ることができます。

 このほか、ガソリン車に加え、優れた走りや環境性能を両立した「e:HEV」車(ハイブリッド車)も登場する予定となっています。

 ホームページでは、新型ステップワゴンのページと合わせて、ステップワゴンの今までの歴史を振り返るページが公開されています。

 新型モデルが登場する前にラインナップされた、初代目から5代目まではどういったモデルだったのでしょうか。

※ ※ ※

 初代ステップワゴンが登場したのは1996年。当時、世の中では週休2日制が定着し、休日に家族みんなで出かける機会が増えていきました。

 そんななか初代ステップワゴンは、家族みんなの使い勝手が追求された、みんなが楽しく使えるクルマとして誕生しました。

 エンジンは2リッターDOHCエンジンを搭載し、クルマの前方にレイアウトされたことで、クラス最大級の広さを実現。

 床が低く天井が高い大人が8人乗っても広々な空間となっています。

 このほか、家族みんながくつろげる多彩なシートアレンジや大きな荷物を出し入れできる、大開口テールゲートや大容量カーゴスペースが特徴。

 当時の販売価格は、地域によっても価格に差があるものの、Wタイプ(8人乗り)で東京は214万8000円から販売され、その手に届きやすい価格から子育て世代を中心とした家族から多くの支持を得ました。

 初代が登場した翌年1997年には10万9894台の販売台数でランキングでは5位を獲得しています。

 好調なスタートを切ったステップワゴンは、初代登場後の5年後の2001年に2代目が登場。

 ヘッドライトが初代に比べやや鋭くなるなど、フロントフェイスがさらにパワーアップしました。

 商品コンセプトは、「子どもを中心とした家族のバンザイ」で、当時FIFAワールドカップやアテネオリンピックの開催で活気づいていた日本でしたが、よりアクティブに家族で楽しめるように室内空間がより進化。

 ボディ形状などは大きく変わらないまま、室内高や室内長を拡大。

さらに座席シートの1列目から3列目までのシートにさまざまな機構をもたせることで、「遊(対座モード)・食(レストランモード)・寝(3列フルフラットモード)・積(カーゴモード)」の4シーンを満喫できるシートアレンジが可能となりました。

 同年にトヨタからミニバン「ノア」「ヴォクシー」が発売されるなど、ライバル車の登場もあり、ミニバン市場は激動を見せますが、ステップワゴンはファミリーカーの新しい基準として人気を博しました。

■時代の変化とともに柔軟な変化を遂げた「ステップワゴン」

 3代目ステップワゴンが販売された2005年から2009年は、iPhoneの誕生(日本では2008年7月にソフトバンクが「iPhone 3G」を発売)やSNSのWebサービスが普及して家族の暮らしが現代化に加速。

 ITの進化とともに薄型化、小型化が進んでいくなかで登場した3代目は、2代目に比べて丸みのあるボディ形状でヘッドライトもより鋭くなるなど、デザインが一新されました。

時代とともに柔軟な変化を遂げているステップワゴン(画像はデザインが公開された新型モデル)時代とともに柔軟な変化を遂げているステップワゴン(画像はデザインが公開された新型モデル)

 プラットフォームは、ホンダ独自の低床・低重心のプラットフォームの採用により、従来同等の室内高を保ったまま60mmの底床化・40mmの低重心化を達成。

 全長や全高のサイズも短縮され、広い室内空間を保ったままボディサイズをコンパクト化され、扱いやすいサイズ感となりました。

 さらに、ステップワゴンとして初めて後席両側スライドドアを装備したのも3代目モデルでした。

 2021年現在、国内市場のミニバンでは定番ともいえる後席両側スライドドアですが、この進化により商品力がさらに向上したといえるでしょう。

 このほか、室内には当時乗用車初のフローリングエリアも設定され、ユーザーの使い心地が追求されています。

 こうした使い勝手がより追求されたモデルに進化するステップワゴンは、2008年にはホンダのミニバンとして初めて国内累計販売台数100万台を達成しています。

 前述のとおり、4年後の2009年には4代目モデルが登場。3代目の鋭いヘッドライトから、やや丸みを帯びた水平な形状に変化し、硬質な造形のフロントグリルが一体感を持たせ、よりワイドで存在感を演出。

 当時2009年はファストファッションが流行し、より実用的でコスパのいいものを選びたいという考え方が定着し始めていました。

 4代目は、従来の低床・低重心パッケージをベースに全長を50mm、全高を45mm角田市、室内高1395mmと当時2000ccクラス最大の室内空間に進化。

 また室内空間には、クラス初の3列目シートの床下収納が採用され、荷物を無駄なく積むことが可能となりました。

 さらに、パワーユニットには2リッターi-VTECエンジンとトルクコンバーター付CVTの組み合わせにより、優れた走りを実現。

 燃費性能も、10・15モードで14.2km/L(FF車)と、当時2000ccクラスミニバンにおいてクラストップの低燃費を誇り、実用性、走行性においても時代にマッチしたモデルといえます。

 現行モデルの5代目は2015年に登場。

 当時、スマートフォンやオンラインゲームなどの普及が拡大し、誰とでも繋がれる時代となり、子育てや家族のかたちは従来に比べて変化しました。

 こうした時代の変化から、親子3世代みんなが気持ちよく使えるクルマとして、さまざまな機能が搭載。

 5代目には、大開口のテールゲートに横開き式のサブドアを備えた「わくわくゲート」が採用。

 これにより、3列目シートを左右に分割して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせで、3列目の乗り降りが可能とするほか、荷物の出し入れなども容易にしています。

 エンジンには、ホンダ初採用となる直噴1.5リッターVTECTURBOエンジンが搭載され、力強くスムーズな加速を実現。

 燃費もJC08モードで17.0km/Lと、クラストップレベルを誇り、優れた燃費性能を発揮します。

 さらに先進の安全運転システム「Honda SENSING」もラインナップされ、より安全機能が向上されました。

 このように、ステップワゴンはファミリー層をターゲットに時代の変化とともに家族での使い勝手が追求されています。

※ ※ ※

 2022年に登場する新型モデルは、発表・発売については2022年春を予定していますが、それに先駆けデザインを初公開するジャパンプレミアイベントを2022年1月7日にオンラインで開催する予定です。

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