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トヨタが青強調の新型「GRヤリスH2」を世界初公開! 1.6Lターボ採用でエンジン搭載を超主張 欧州で発表

くるまのニュース / 2021年12月16日 14時50分

トヨタの欧州法人が発表した水素エンジンを搭載したコンセプトカー「GRヤリスH2」は、どんなモデルなのでしょうか。

■コンセプトカー「GRヤリスH2」に搭載されるエンジンとは?

 トヨタは、2021年12月14日に電気自動車「bZシリーズ」の新コンセプトモデル4車種を含む、十数車種の新型電気自動車を世界初公開しました。そのすべてが、ここ数年以内で登場するモデルであるとトヨタは説明します。

 しかし、電気自動車について、トヨタははあくまでカーボンニュートラルに向けた手段のひとつであるとしており、ハイブリッド車(HEV)や燃料電池車(FCV)なども含めてカーボンニュートラルに取り組んできたと説明します。

 そんななか、トヨタの欧州法人は水素エンジンを搭載したコンセプトカー「GRヤリスH2」を2021年12月2日に世界初公開しました。どんなクルマなのでしょうか。

 トヨタは同じく水素を燃料として走るFCVの「MIRAI」を市販していますが、MIRAIが燃料電池による化学反応で電気を生み出してモーター駆動で走るのに対し、GRヤリスH2は水素をエンジンで燃焼させることで駆動力を得ます。

 トヨタの水素エンジン研究は2017年から本格化。まだ実用化には至っていないものの、水素エンジンを搭載した「カローラスポーツ」ベースのレース車両が、国内の耐久レースに参戦しており、技術が磨かれています。

 今回欧州で発表されたGRヤリスH2は、2022年からWRC(世界ラリー選手権)に参戦するワークス車両「GR YARIS Rally1」のベース車両となるトヨタ「GRヤリス」をベースに、前述のカローラスポーツベースのレース車両と同じ1.6リッター直列3気筒ターボエンジン(水素燃料仕様)を搭載。

 水素タンクや水素補給のプロセスはMIRAIと同等のものが採用されているということです。

 外観は、水素を連想させる青と白の2トーンカラーで仕上げられていて、ボディ側面には「H2」やエンジンのロゴマークなどが描かれ、水素エンジン車であることをアピールしています。

 水素エンジンは、ごく微量のエンジンオイルの燃焼分を除くとCO2が発生しないほか、ガソリンよりも燃焼速度が早くレスポンスに優れるなどの特徴があるといいます。

 カーボンニュートラルに貢献するモビリティの選択肢として研究が進む水素エンジンの今後に、注目が集まっています。

 それではここでクイズです。

 トヨタは環境性能に優れたバスとして、MIRAI(初代)のFCスタックを複数台分流用した燃料電池バス「SORA」を取り扱っています。

 このSORAに搭載されるMIRAI(初代)のFCスタックは、何台分に相当するでしょうか。

【1】1台分

【2】2台分

【3】3台分

【4】4台分

※ ※ ※

 正解は【2】の2台分です。

 SORAは初代MIRAI用FCスタック2基を車体後部のルーフ側に搭載しています。

 ちなみに、高圧水素タンクは車体前部のルーフ側に配され、初代MIRAIのものが10本搭載されました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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