2022年は怒涛の新型車ラッシュ! 「フェアレディZ」「プリウス」に「シビックタイプR」も!? 注目車を大胆予想!
くるまのニュース / 2022年1月1日 10時10分
2022年はたくさんの新型車の登場が予想されます。一体どんなモデルが発売されるのでしょうか。注目モデルを予想してみました。
■2022年は25車種もの新型車が登場する!?
一昔前は毎月2、3車種くらいの新型車が登場していた。10年前の2011年の日本カー・オブ・ザ・イヤーの対象車種リストをみたら29車種あったのに、2021年の対象車種は半分以下の14車種という状況だった。
2021年はクルマ好きからすれば新しいニュースがなくて寂しい1年だったと思うが、2022年は珍しく新型車やフルモデルチェンジ車のラッシュになることが予想される。
まずはトヨタ。新型車の当たり年となる2022年の第一弾は、2022年1月発表・発売が予告されているトヨタ新型「ノア/ヴォクシー」だ。
すでに先行受注が始まっているし情報も多数。やや割高感があるかもしれない。
続いて「カローラスポーツ」に「GRヤリス」と同じ1.6リッター3気筒ターボを搭載するスポーツモデルが出てくると噂される。一昔前のホットハッチです。リアシートも使いたいというなら「GRカローラ」も面白い。
GRヤリスといえば、よりスポーティな「GRMN」バージョンが追加になるといわれ、性能だけでなく外観など一段と派手になるというから楽しみだ。
また、プロトタイプを発表済みのトヨタ新型「bZ4X」。SUVタイプの電気自動車だが、デザインや概要など判明しているけれど、価格については未公表。530万円からといった価格になったら結構売れるのではないだろうか。
「スープラ」にもマニュアルミッションが追加されるようだ。これは楽しいクルマになること間違いなし。
ほかには、「クラウン」がフルモデルチェンジしてクロスオーバーモデルが登場するという。一方、4ドアのクラウンについていえばフルモデルチェンジせず、しばらく併売されるようだ。
トヨタの売れ筋コンパクトミニバン「シエンタ」も7月あたりにフルモデルチェンジ。好き嫌い分かれる独特のスタイルを続けるか。
あと注目なのは、「プリウス」のモデルチェンジだ。新型プリウスは一部グレードに全固体電池を採用させるべく開発をしてきたけれど、果たして間に合うか。
また、いまだでも毎月2000台以上売れている陰の人気車であるトヨタ「ランドクルーザープラド」の新型車は2022年内登場するかもしれない。現行モデルと同じく3列シート仕様もあるようだ。
レクサスは、トヨタ新型「ランドクルーザー」と基本構造を共通とする新型「LX」を登場させる。
LXとして初の4座独立や悪路走破性を高めた国内専用仕様「オフロード」を設定。2022年初頭に発売されることになる。
そして大いに楽しみなのが、走りを磨いた電気自動車の新型「RZ」。豊田章男マスターテストドライバーをもって「電気自動車もいいね!」といわれたモデルだけに楽しみだ。
また、レクサスの売れ筋SUVとなる新型「RX」の登場も噂されている。
■日産、ホンダも話題の新型車が盛りだくさん!
日産は新型「フェアレディZ」を1月に開催される東京オートサロン2022で日本初公開する予定だ。発表・発売もそう遠くない時期におこなわれるだろう。
予想される価格は500万円スタート。これより安かったらけっこう売れると思います。
日産新型「Z」(北米仕様)
また、すでに海外で発表されている新型「エクストレイル」がやっと日本登場です。高熱効率1.5リッターターボを発電専用エンジンとして使う次世代e-POWERを搭載する。
ちなみに、国内では兄弟車の三菱「アウトランダーPHEV」が発売済だ。
遅れている電気自動車の新型「アリア」は5月くらいから納車開始される模様。
さらに話題は、補助金を使うことで普通のエンジン車より安く買える日産と三菱自動車の電気軽自動車です。
三菱版の車名は不明だが、日産版は新型「サクラ」になりそう。良いネーミングです。
日産はほかにも新型車を開発中で、年内に「エルグランド」のフルモデルチェンジを間に合わせよという動きになっている。
確かに、トヨタ「アルファード」の好調な売れ行きを見ていればライバルを作りたくなることだろう。
ホンダはティザーでシルエットだけ見せた新型「ステップワゴン」が2022年春頃に発売される。
2022年1月7日にジャパンプレミアがおこなわれるというが、新型ノア/ヴォクシーの価格や人気度次第では注目を浴びる存在になるかもしれません。
興味深いのが、ホンダが「ヴェゼル」よりひと回りコンパクトなSUV「ZR-V」を投入するという噂。
5ナンバーサイズのコンパクトSUVの人気車であるトヨタ「ライズ」の良いライバルになりそう。
そして「シビック」にハイブリッド車と武闘派「タイプR」を追加。新型シビックタイプRは最後の純ガソリンの2リッターターボエンジンになることだろう。500万円を超える価格設定になりそうだけれど、人気間違いなしだ。
シエンタのライバルになるホンダ「フリード」は2022年内に間に合うか。
高い評価を受けているヴェゼルの基本骨格&パワーユニットを使うようだ。ホンダにとって重要な日本戦略車ということもあり、新型フリードに全集中してくるに違いない。
スバルは、トヨタのEV新型bZ4Xと兄弟車となる新型「ソルテラ」を発売する。
また、アメリカで先行発売されるスバル新型「WRX STI」も投入されると考えて良いろう。
搭載されるエンジンは新型「WRX S4」と同じ2.4リッターターボながら、出力アップしてくる可能性大。マニュアルミッション車がラインナップされるか期待したい。
そしてマツダの明日を担う直列6気筒を搭載する後輪駆動車の「ラージ商品群」として新型「CX-60」と新型「CX-80」がついにデビューする。
ラージ商品群が成功しないとマツダの商品計画全て上手くいかなくなる。すでにCM撮影など始まっており、先日もスクープ写真出回った。価格は500万円超えになると思う。
さらに、「マツダ6」をフルモデルチェンジさせるという情報がある。もしかしたら大がかりなマイナーチェンジかもしれないが、世界的に見てもラージ商品群だけだと厳しい。マツダ6や「CX-5」クラスのスモール商品群の車種も必要だろう。
そしてダイハツ軽自動車の人気車「ムーヴ」がフルモデルチェンジするか。ダイハツ開発のフルハイブリッド(e-POWERのようなシステム)を搭載してくる模様。
また、2021年12月にフルモデルチェンジしたスズキ新型「アルト」をベースとした「アルトラパン」のフルモデルチェンジを予定しているようだ。
※ ※ ※
2022年に登場すると予測される新型モデルを大まかに紹介してみた。
すでに半導体不足や新興国からの部品調達でさまざまな車種に開発遅れや生産遅れが出ているため、発表予定時期はいつも以上に前後する可能性がある。
ただどんなクルマが出てくるかについちゃ何となくわかってもらえると思う。欲しくなりそうなクルマ、ありましたか。
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