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ワクワクしない? ホンダ新型「ステップワゴン」は斬新ドア廃止でも超絶進化!? 距離感自在な2列目席とは?

くるまのニュース / 2022年1月11日 9時10分

ホンダが2022年春に発売を予定している6代目新型「ステップワゴン」では、5代目で装備された「わくわくゲート」が廃止されました。しかし、使い勝手の面で新たな進化も遂げているといいますが、どんな機能が採用されたのでしょうか。

■わくわくゲートは1代限りで廃止へ

 ホンダは6代目となる新型「ステップワゴン」を2021年1月7日に初公開しました。披露された実車の内外装では、現行モデル(5代目)で特徴的だったわくわくゲートが消滅していることがわかります。

 唯一無二の使い勝手の良さが特徴だったわくわくゲートですが、6代目ステップワゴンでは使い勝手の良さについてどのような工夫がなされているのでしょうか。

 わくわくゲートは、5代目ステップワゴンのテールゲートに装備される横開きのサブドアです(一部未装着のグレードも設定)。

 リアデザインもサブドアのハンドル部分が強調された左右非対称デザインが採用されるなど、同モデルの大きな特徴となっていました。

 メリットとしては、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすくなることや、テールゲートから3列目シートへの乗り降りが可能になることなどが挙げられます。

 ほかにはない使い勝手の良さが特徴だったものの、テールゲートの縦線や左右非対称デザインに対して一部のユーザーから不評の声もあったといいます。

 そして、6代目の新型ステップワゴンではわくわくゲートを廃止。縦開きの機能しか持たない一般的なテールゲートに改められました。

※ ※ ※

 一方で、新型ステップワゴンの2列目シートには、新開発されたロングスライド機構が搭載されています。

 レバー操作で前後左右にスライドが可能で、中寄せスライドは右側シートで75mm、左側シートで115mm、前後スライド量は内側にある状態で865mm、外側にある状態で610mmを実現しました。

 こうした前後ロングスライド機構は、競合車でも搭載されている事例があり、運転席から2列目シートの子どもの面倒を見るというようなシチュエーションなどでも便利といえます。

 ちなみに865mm(内側スライド)という前後スライド量は、日産「セレナ」(690mm)やトヨタ「ノア/ヴォクシー」(810mm)を上回ります。

 横スライド機構と組み合わせることで、2列目のチャイルドシートに座る子供を運転席側に引き寄せたり、3列目にアクセスしやすい位置でシートを固定させたりすることも可能。2列目シートのレイアウト次第で、好みの場所に乗ることができます。

 また新型ステップワゴンでは前後左右のスライドを一本のレバーで操作できるワンアクションレバーを採用しました(可動方式としてホンダ初)。

 多彩なシートアレンジを実現しただけでなく、誰でも簡単に使える工夫を施しているといえるでしょう。

※ ※ ※

 新型ステップワゴンではほかにも、開度を記憶できるパワーテールゲートや静電タッチ式両側スライドドア(ホンダ初)、ピラー部の電動スライドドア開閉スイッチなど、利便性を高める装備が数多く採用されました。

 特徴的だったわくわくゲートは廃止されたものの、より良い使い勝手を追求する姿勢は変化していないようです。

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