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ホンダが「屋根なし軽トラ」を開発!? 3m未満ボディでも力持ち 丸目ライト装備した姿とは?

くるまのニュース / 2022年1月25日 11時50分

ホンダの公式SNSアカウントにおいて、自律移動モビリティ「ホンダAWV」を紹介する動画が投稿されています。まるで、軽トラックの荷台部分周辺を切り取ったような外観ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

■最大積載量は399kg、最大けん引重量は750kgを実現

 ホンダの公式SNSアカウントは、電動の自律移動モビリティ「ホンダAWV」を紹介する動画を2021年1月21日にSNSに投稿しています。

 投稿文では「自動で走る荷台?」と呼ばれており、未舗装路を走行する様子が動画に収められていますが、ホンダAWVにはどのような特徴があるのでしょうか。

 ホンダAWVは、正式名称を「Honda Autonomous Work Vehicle」(ホンダ オートノマス ワーク ビークル)といいます。

 CES2018に出展されたプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発されており、頑丈で耐久性の高いボディが特徴。

 GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行します。

 軽トラックのキャビン部分が撤去され運転席に相当するスペースは無く、荷台部分のみが走行しているような外観が特徴。

 荷台はホンダが2021年4月まで生産していた軽トラック「アクティトラック」のものを流用していると見られ、テールランプ周りの意匠はアクティトラックそのものです。

 荷物の運搬が主な用途となるほか、アタッチメントやツールの追加で、さまざまな作業に活用できるプラットフォームになっています。

 ボディサイズは全長約290cm×全幅約150cm×全高約142cmで、最大積載量は399kg、最大けん引重量は750kgを確保しています。

 最小回転半径は3.9m。最大積載時の航続可能距離は最大45kmで、最大6時間で充電完了します(120V)。

 2021年11月には、ホンダの北米法人と建設会社Black & Veatch(ブラック・アンド・ビーチ)社が共同で、ホンダAWVの実証実験を実施。

 ニューメキシコ州の大規模太陽光発電施設の建設現場で、機材のけん引や建設資材、水などの物資を作業現場内のあらかじめ設定した目的地まで運ぶなど、さまざまな作業の検証を実施しました。

 またホンダの米国法人は、2022年1月18日から20日まで米国・ラスベガスで行われた建設資材・建設機器の見本市「World of Concrete 2022」で、ホンダAWVの実車を展示しています。

 ホンダは米国での実証実験を通じて、これからもホンダAWVを進化させていくということです。

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