ホンダ新型「ステップワゴン」7年ぶり刷新で劇的進化!? 斬新ドア廃止も利便性アップに期待 6代目の特徴とは
くるまのニュース / 2022年2月4日 7時10分
2022年春に、ホンダ新型「ステップワゴン」が発売されます。同社の国内におけるフラッグシップミニバンとなりますが、どのようなモデルになるのでしょうか。
■ホンダ新型「ステップワゴン」の特徴は?
ホンダが2022年春に発表・発売を予定している6代目新型「ステップワゴン」は、7年ぶりのフルモデルチェンジを受けて登場するホンダの最上級ミニバンです。
同社の「オデッセイ」が2021年12月末に生産を終了した今、ホンダの国内ラインナップにおけるステップワゴンの立ち位置も変化することになりますが、5代目モデルと比較してどのような点が異なるのでしょうか。
5代目ステップワゴンは、2015年4月24日に発売されました。
新機構として設定されたテールゲートのサブドア「わくわくゲート」や、新開発された1.5リッター直噴ターボエンジンの搭載などが特徴で、わくわくゲートの設定にあわせてリアデザインが左右非対称になっていました。
一方、前述のとおり2022年春に発表・発売を予定している6代目新型ステップワゴンは、前述のわくわくゲートを廃止したほか、5代目モデルと比べて水平基調なシルエットを強調したデザインで登場。ツリ目のヘッドライトも改められ、スクエアな印象にまとめ られています。
ホンダによると、新型ステップワゴンではシンプルでクリーンなデザインを意識したといい、ベルトラインの高さを従来に対して上げることで、ボディの分厚さを表現。安心感を強調した見た目もポイントとなっています。
外観の種類はおおまかに分けて「スパーダ」と「エアー」を設定。カスタム仕様のスパーダは5代目モデルから継続となるほか、6代目モデルで初設定となる新仕様のエアーは、新型ステップワゴンのクリーンなデザインをさらに強調。細いメッキモールをさりげなく使用したことで、上質感も演出されています。
内装について、6代目新型はメーター位置が移動。5代目モデルではハンドルの上越しに見るタイプで、速度表示もデジタル式でしたが、6代目新型は位置が下がってハンドルの内側にメーターが配される一般的なデザインに変わりました。速度表示もアナログ式に改められています。
また、新型ステップワゴンでは歴代初のボタン式シフトが採用されました。この装備はホンダ「アコード」や「インサイト」などでも採用例があり、インパネがすっきりした印象になります。
キャプテンシート仕様の場合、2列目シートにオットマンを設定。5代目ステップワゴンにはなかった装備で、高級感が演出されます。2列目シートのスライド量も拡大されました。
■「ホンダ センシング」や「ホンダ コネクト」を設定
5代目モデルに搭載されるパワーユニットは、前述の1.5リッターターボと2リッター+2モーターのハイブリッドシステム「e:HEV」(モデルライフ途中で追加)が展開されました。
新型ステップワゴンに搭載されるパワーユニットについて、2022年2月3日時点ではガソリン仕様とe:HEV仕様が設定されることしか明らかになっていませんが、現行モデルと同等のパワーユニットを搭載することも考えられます。
ホンダ新型「ステップワゴン」
5代目モデルでは、予防安全装備として歩行者まで検知対象とした安全運転支援システム「ホンダ センシング」を設定していました。
ただし発売当初はメーカーオプション扱いで、モデルライフ途中で標準装備化されたという経緯があります。
新型ステップワゴンでは、ホンダセンシングが発売当初から全仕様に標準装備されます。
さらに新世代コネクティッド技術「ホンダ コネクト」にも対応しました。
新型ステップワゴンに搭載される便利機能のひとつとして、開度を記憶できるパワーテールゲートが挙げられます。
背が低い人でも扱いやすくなるほか、任意の位置で止めることも可能。5代目モデルではわくわくゲートのおかげで狭い場所で荷物を取り出しやすかったという特徴がありますが、新型ステップワゴンでは別の方法で狭い場所での荷物の出し入れに配慮されたといえるでしょう。
またPM2.5などの微小粒子物質を検知しフィルターで空気を浄化するシステム(標準装備)や世界初の静電タッチ式両側スライドドアなども採用されました。
※ ※ ※
2022年春のフルモデルチェンジを経て、新型ステップワゴンがどれほどの売れ行きを示すのか、注目されます。
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