7年ぶり刷新のトヨタ新型「ノア」は超絶進化!? ギラ顔とヤサ顔の選べる2仕様 快適空間はどう進歩した?
くるまのニュース / 2022年2月5日 14時10分
トヨタが2022年1月13日に発表・発売した新型「ノア」は、どのような特徴があるのでしょうか。4代目となり、進化したポイントやトヨタ初搭載の装備などを見ていきます。
■GA-Cプラットフォームを採用
トヨタが2022年1月13日に発表・発売した新型「ノア」は、7年ぶりの全面刷新を受けて登場。新世代のTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用したほか、トヨタセーフティセンスやトヨタチームメイトなど、最新の先進装備を採用しています。
4代目となった新型ノアには、どのような特徴があるのでしょうか。
ノアは、トヨタが2001年まで販売していた「タウンエース ノア」「ライトエース ノア」をルーツに持つミニバンです。
タウンエース ノアとライトエース ノアがFRレイアウトを採用していたのに対し、初代ノアとその姉妹車となる初代「ヴォクシー」(ともに2001年発売)はFFレイアウトに刷新。
これによりフラットで低いフロアや高い室内高といった、ミニバンに求められる室内空間の快適さが向上しました。
今回発売された新型ノアは、前述のGA-Cプラットフォームを採用したほか、ボディ骨格の最適化によって、左右のCピラー間距離1295mm(3代目モデル比プラス75mm)を実現。快適な室内空間に磨きがかかっています。
外観は大型メッキグリルが特徴的なエアロ仕様と、優しい雰囲気のボディ同色グリルを採用した標準仕様を設定。
姉妹車の新型ヴォクシーがエアロ仕様に一本化したのとは対照的で、これに伴いエントリーモデルの価格は新型ノアの方が約40万円低く設定されています。
内装は、黒を基調とした配色で落ち着いた雰囲気にまとめられました。Aピラーの後方には大きな三角窓が設けられたほか、インストルメントパネルが低めに設定されたことなどによって開放感が演出されました。
2列目をキャプテンシート(7人乗り仕様)とベンチシート(8人乗り仕様)から選べますが、キャプテンシートにはクラス初となるオットマン機構とシートヒーターを設定。
さらに、キャプテンシートでは745mm、ベンチシートでは705mmという超ロングスライドを実現している点も特徴となります。
子供でも握りやすい高さのロングアシストグリップを左右Bピラーに標準装備したほか、ユニバーサルステップ(助手席側)をオプション設定するなど、乗降性にも配慮されました。
■新世代版のハイブリッドシステムを搭載
搭載されるパワーユニットは1.8リッターガソリン+モーターのハイブリッドシステムと2リッターガソリンの2種類です。
ハイブリッドシステムはすべての電動モジュールを刷新した新世代版が搭載されており、動的性能も進化。WLTCモード燃費はクラストップレベルの23.4km/Lを達成しました。
2リッターガソリンも燃費性能は良好で、ガソリン仕様でクラストップレベルの15.1km/Lを達成しています。
ハイブリッド仕様の4WDシステムには新型の「E-Four」(電気式4WD)を採用。4WD作動領域や後輪へのトルク配分が拡大したことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感が向上しています。
トヨタ新型「ノア」
先進装備として、「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」「アドバンストパーク(リモート機能付)」から構成されると高度運転支援技術「トヨタチームメイト」を設定。
「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」(トヨタ初搭載)は、自動車専用道路の渋滞時において、一定の条件を満たしたときにシステムが作動し、認知、判断、操作をクルマが支援します。
駐車を支援する「アドバンストパーク(リモート機能付)」は、トヨタ初となるリモート駐車に対応。ドライバーは専用アプリをインストールしたスマートフォンを操作することで、車外から駐車が可能となっています。
クルマ、歩行者、自転車に加えてバイク(自動二輪車、昼のみ)を検知対象とした衝突被害軽減ブレーキ(全車標準装備)などが含まれる「トヨタセーフティセンス」を搭載。
「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みをおこなう「プロアクティブドライビングアシスト」も設定されています。
※ ※ ※
新型ノアの価格(消費税込)は、ガソリン車が267万円から、ハイブリッド車が305万円からです。
ちなみに姉妹車の新型ヴォクシーの価格は、ガソリン車が309万円から、ハイブリッド車が344万円からに設定されます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全長5m級! トヨタの「スポーツセダン」がスゴい! ツヤ消しボディ×迫力エアロがめちゃカッコいい! 特別すぎる「MIRAI SPORT」とは
くるまのニュース / 2024年9月6日 15時10分
-
ホンダの「“2階建て”ミニバン」に反響多数! 「超広びろ」“4人が寝られる”仕様がスゴイ! 全長4.8mの「最新ステップワゴンキャンパー」公開
くるまのニュース / 2024年9月2日 17時10分
-
“全長5m級”のマツダ「新型CX-80」初公開! 「3列シート」採用&大排気量エンジン搭載! 実車を見て分かった「CX-60」や「CX-8」との違いとは?
くるまのニュース / 2024年8月22日 12時30分
-
【2024年】ハイブリッドSUVおすすめ人気12選! 燃費やボディサイズ、デザインを紹介
MōTA / 2024年8月20日 18時30分
-
トヨタ新型「FF最大・最上級セダン」発表! サメ顔×大型グリル採用!? スポーティな「カムリ」がサウジに登場
くるまのニュース / 2024年8月16日 12時10分
ランキング
-
15日間の旅行中も浴室とトイレの「換気扇」はつけっぱなしでいくという妻。電気代はどのくらいかかるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月9日 5時10分
-
2ヤマト運輸は"吉野屋の牛丼"で郵便局の牙城をぶっ壊した…「翌日個人宅配」が達成されるまでの知られざる物語
プレジデントオンライン / 2024年9月9日 10時15分
-
3ホンダ「プレリュード」復活で「スペシャルティカー」に熱視線! トヨタ「ソアラ」待望論も!? 一体どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月9日 10時10分
-
4全長2.2mで3人乗れる! 63万円の新型「トライク」に反響あり! 長距離走れる“ハイスペック仕様”どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月9日 8時25分
-
5リュックに付いている「豚の鼻」みたいなマークの正体は……? 便利な使い方も紹介
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月9日 12時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください