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アウディ最小のSUV「Q2」唯一のクワトロモデルが進化! 改良新型「SQ2」登場

くるまのニュース / 2022年2月9日 17時40分

全幅1800mm以下、全高1550mm以下と多くの立体駐車場に駐められるサイズで日本でも人気のコンパクトSUVがアウディ「Q2」です。そのプレミアムモデル「SQ2」が進化して登場しました。どのように変わったのでしょうか。

■Q2の高性能バージョンが正常進化

 アウディジャパンは2021年2月7日、プレミアムコンパクトSUVアウディ「Q2」の高性能スポーツバージョン、「SQ2」をマイナーチェンジし発売しました。

 Q2シリーズは、アウディのSUV「Qシリーズ」のなかでもっとも小さく、個性的な内外装のデザインを特徴したモデルです。

 快適性とユーティリティ性能を兼ね備えながら、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能な、全幅1800mm、全高1500mm以下というボディサイズで、日本でも人気のモデルです。

 2021年に、デビュー以来はじめて大幅刷新をおこない、さらに商品力を向上しています。

 今回発表されたSQ2は、Q2シリーズのなかで唯一quattro(クワトロ=4輪駆動)を搭載する高性能スポーツバージョンです。このクワトロシステムは電子制御式油圧多板クラッチを用い、安定した加速とスポーティなコーナリング、雪上や悪天候においても高い走行安定性を実現。

 パワートレインには最高出力300馬力、最大トルク400Nmを発揮する2.0TFSI直列4気筒ターボエンジンを搭載、トランスミッションは7速Sトロニック(DCT)を組み合わせます。また操舵量に応じてギアレシオを可変する「プログレッシブステアリング」や、専用のSスポーツサスペンションにより、ダイナミックな走行性能を実現しています。

 これにより、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度は250km/h(リミッター)というスポーツカー並のパフォーマンスを発揮します。

 エクステリアは、Sモデル専用にデザインされた多角形のシングルフレームグリルをはじめ、アルミニウムルックのドアミラーを採用。また専用のルーフスポイラーや4本出しのテールパイプ、18インチアルミホイールを装備します。オプションの「ブラックスタイリングパッケージ」を装着すれば、シングルフレームグリルやAudi rings、ドアミラー、Cピラーなどがブラック仕上げとなり、より精悍さを強調します。

 インテリアは黒を基調に、Sのロゴ入りスポーツシートを採用するなど、スポーティな仕様となります。また、マグマレッドのファインナッパレザーなどが選択可能なSQ2インテリアデザインパッケージをオプションで用意。

 また先進のドライバーアシスタンスシステムとしては、アダプティブクルーズアシストやサイドアシスト、アウディプレセンスベーシック、ハイビームアシストなどをパッケージオプションとして設定しています。

 車両価格(消費税込)は608万円です。

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