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背が高くてスライドドアが実用的!「軽スーパーハイトワゴン」に短所ある? 人気ジャンルの良し悪しとは

くるまのニュース / 2022年2月12日 11時10分

軽自動車の販売が好調ですが、なかでも背が高いボディにスライドドアを備える「軽スーパーハイトワゴン」が人気を集めています。この傾向について、ユーザーはどのように捉えているのでしょうか。

■「軽スーパーハイトワゴン」ってどう思う?

 昨今は、軽自動車の販売が好調で、コンパクトなボディで運転しやすく、税金をはじめとする維持費が安いことから人気を博しています。

 そのなかでもとくに売れているのが、全高1700mmを超えスライドドアを採用する「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルです。

 全国軽自動車協会連合会が発表した2021年(1月から12月)における軽自動車の年間販売ランキングでは、ホンダ「N-BOX」が18万8940台で1位を獲得。

 2位のスズキ「スペーシア」(12万8881台)、3位のダイハツ「タント」(11万6912台)など、ベスト3は前述の軽スーパーハイトワゴンの条件に該当するモデルが独占しました。

 軽自動車にはエンジンやサイズに特有の規格があり、排気量660cc以下、全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下と定められています。

 たとえばN-BOXのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm(2WD)/1815mm(4WD)と、全長と全幅は規定内ギリギリに収め、全高を高くすることで室内空間を確保。コンパクトな軽自動車であっても広々とした車内を実現しました。

 では、人気を極める軽スーパーハイトワゴンについて、ユーザーはどのような印象を抱いているのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。

「全高が1700mm以上でスライドドアを備えた軽自動車が人気を集めていますが、この傾向についてどう思いますか?」という質問では、さまざまな意見が寄せられています。

「スペースを有効に活用しており購入意欲をそそられる」、「軽をメインカーにする人が増えたので、多くの要望を満たす形となると自然な傾向であると思う」、「走りを楽しむわけじゃなければ実用性重視で良い」など、広いスペースを実用的と捉えた肯定的なコメントが集まりました。

 また、「ドアを開けたときにぶつける心配がなく、人の乗り降りだけでなく荷物も乗せやすい」、「日本の狭い道路事情もそうですが、子育てするにはスライドドアが便利」など、スライドドアの使い勝手の良さに魅力を感じている回答者もいました。

 その一方、「あまりにも高くなりすぎると、横風の影響や重心高で不安定な気がする」、「重心が高い分、コーナーやワインディングなどでロール量が多くなるが気になる」など、走行性能への影響を懸念する声もあります。

 さらに、軽スーパーハイトワゴンについて、良い面もあれば悪い面もあるという人も存在。

「室内のスペースが広くて良いが、車体が重くなっているのは不利だと思う」、「居住空間が広いのですごく魅力。ただ、価格が高くなりすぎて手が出しにくい」、「それ自体は否定しないが、似たり寄ったりのデザインになるのはいかがなものか」など、メリットとデメリットを指摘するコメントもありました。

※ ※ ※

 ほかにも、「高さはいらないけどスライドドアは欲しい」、「もう少し低くてスポーティ感があるスライドドア車が良い」といった声もあり、スズキ「ワゴンRスマイル」やダイハツ「ムーヴキャンバス」、ホンダ「N-BOXスラッシュ」(生産終了)といった、全高1700mm以下でスライドドアを装備するモデルがちょうど良いという回答者もいました。

 実際、「ムーヴ」の販売の約4割をムーヴキャンバスが占めているといい、背が高すぎず、スライドドアを備える軽自動車の需要が高まっているようです。

 ワゴンRスマイルも、そのような需要を取り込むべく開発されたという経緯があり、それほど背が高くないけどスライドドアを搭載するモデルも今後は増えていくのかもしれません。

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