タフ顔新型「アウトランダーPHEV」が爆売れ！ 早くも1万台突破「威風堂々」の三菱SUVとは

三菱の新型クロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」が、受注累計1万台を突破しました。このモデルは、どのようなクルマなのでしょうか。

■先行受注開始から約3か月で累計1万台を突破

　三菱は2022年2月9日、新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドモデル（アウトランダーPHEV）が、先行受注開始から約3か月で累計1万台を突破したと発表しました。

　アウトランダーPHEVは2021年10月28日に先行受注を開始し、12月16日に発売。月1000台の販売計画でしたが、2022年2月5日の時点で受注が1万台を超えています。

　この好調なペースが続けば、約3か月強で先代モデルの年間過去販売台数（約1万1000台）に迫るといいます。

　新型アウトランダーPHEVの購入者のうち、今回新たに三菱のPHEVにした人は約8割とのこと。また、購入者のうち約8割が、最上級のPグレードを選んでいるということです。

　新型アウトランダーPHEVは、先代からおよそ9年ぶりのフルモデルチェンジを経て登場した三菱のフラッグシップSUVです。

　エントリー「M」、中間「G」、そして最上級「P」の3グレードで展開。Mは5人乗り仕様のみ、Gは5人乗り仕様と7人乗り仕様、Pは7人乗り仕様のみが設定されています。

　三菱は新型のコンセプトを「威風堂々」とし、その特徴として次の3点を挙げています。

・より力強く・より遠くを実現した独自の新世代PHEVシステム
・あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走り
・力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリア

　PHEVコンポーネントだけでなく内外装デザインも刷新され、より上質な電動SUVとして魅力を高めています。

　フロント及びリアモーター、駆動用バッテリーの出力は約40％向上し、アクセルを強く踏み込むシーンでも極力エンジンを始動せずにEV走行の維持を可能としています。

　また駆動用バッテリーは総電力量を20kWhに大容量化。EV走行換算距離を87km（WLTCモード、Mグレードの数値）とすることで、エアコンなどを使用した場合でも十分な航続距離を確保しています。

　さらにガソリンタンク容量を増大させ、EV走行とハイブリッド走行を組み合わせた総合航続可能距離も大幅に延ばしました。

　操作面では、アクセルペダルだけの操作で加減速することができるイノベーティブペダル オペレーションモードを新たに設定。

　減速時にブレーキペダルに踏み替える必要がなく、アクセルペダル操作だけで適切な制動力がかかるため、ステアリング操作に集中でき、雪道などの滑りやすい路面などでの安心感を高めています。

　新型アウトランダーPHEVの価格（消費税込）は、462万1100円から532万700円です。