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265馬力の2リッターターボ搭載 ポルシェ「マカンT」登場! 「T」の名称を備えた初の4ドアモデル

くるまのニュース / 2022年2月19日 11時10分

ポルシェ「マカンT」が2022年2月17日に登場しました。ポルシェでは1960年代以来、“T”の文字は、ダイナミックな走行に特化したモデルを意味する「ツーリング」を表しているそうです。

■内外装ともにオリジナリティあふれるデザイン

 ポルシェジャパンは2022年2月17日、ミドルSUV「マカン」に2リッターターボエンジンを搭載したモデル「マカンT」を設定、同日より予約受注を開始しました。

 マカンTは、これまで「911」や「718」に限定されていた“T”の名称を備えた最初の4ドアスポーツカーです。

 ポルシェでは1960年代以来、“T”の文字は、ダイナミックな走行に特化したモデルを意味する「ツーリング」を表しているといいます。

 1968年に誕生したポルシェ911Tのスピリットに忠実なマカンTは、「マカン」と「マカンS」の中間に位置づけられます。

 搭載されるエンジンは、265馬力・400Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボ。

 これはマカンSやマカンGTSに搭載される2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンに比べて、フロントアクスルで58.8kg軽量化されており、これにより優れた発進加速と最適なコーナリング性能を発揮します。

 トランスミッションは7速PDK(DCT)が組み合わされ、駆動方式は4WDシステムのPTM(ポルシェ・トラクション・マネジメント)です。

 標準装備のスポーツクロノパッケージを使用すると0−100km/h加速は6.2秒、最高速度は232km/hというパフォーマンスを誇ります。

 マカンTは、車高を15mm低く設定したポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を備えたスチールサスペンションを標準装備する唯一のポルシェモデルで、シャシのチューニングは最適化され、答性の高いステアリング動作と俊敏なハンドリングを実現。

 オプションとして、車高をさらに10mm低く設定してPASMを備えたアダプティブエアサスペンションを装備することも可能です。

 エクステリアは、アゲートグレーメタリックで塗装されたフロント/サイド/リアのデザインエレメントによって、マカンの他のモデルと差別化されています。

 フロントトリム、エクステリアミラー、サイドブレード、ルーフスポイラー、リアのロゴには専用のコントラストカラーが使用されています。ハイグロスブラックのスポーツテールパイプとサイドウインドウトリムは標準装備で、サイドブレードにはブラックの「Macan T」ロゴがあしらわれています。

 ダークチタンの20インチ マカンS ホイールも標準装備されます。エクステリアは、13色のソリッドカラー、メタリックカラー、およびスペシャルカラーの中から選択することができます。

 インテリアもオリジナリティに溢れており、標準装備の8way電動調節機能付ヒーテッドスポーツシートは、ブラックレザーパッケージをベースにした専用トリムを備えます。フロントシートと両側リアシートの中央部は縞模様のSport-Texで、フロントヘッドレストにはポルシェエンボス クレストが付いています。

 消費税込みの車両価格は840万円です。右ハンドル仕様のみの設定となります。

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