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個人情報盛り沢山! 車の「運転免許」落としたらヤバすぎる!? 12桁の免許証番号にも秘密が 紛失したらどうしたら良い?

くるまのニュース / 2022年2月26日 9時10分

自動車の運転免許証は、運転が許可されていることを証明する公文書であるほか、官民問わず身分証明書としても使われています。そんな免許証は、さまざまな個人情報が記載されているため悪用されるケースも大いに考えられます。万が一紛失したらどうしたら良いのでしょうか。

■免許証をなくしたらどうしたら良い?

 クルマを運転するために必要な運転免許証。

 SNSでは「なくなっているの今日気づいた!」「財布落とした。免許証悪用されないかな?」など、うっかりなくしてしまった人や、なくしたことで悪用を心配する声が見られます。

 では、免許証をなくした場合、どうしたら良いのでしょうか。

 運転免許証は、クルマやバイクなど乗り物を運転するための公的な許可証です。国家資格でもあり、一定の試験に合格すると取得できます。

 クルマを運転する際は、免許証を携帯する必要があり、これは道路交通法でも定められています。

 そんな免許証には氏名、生年月日、住所、交付年月日などが記載されており、顔写真も載っていることから、身分証明書としても利用できます。

 しかし、さまざまな個人情報が記載されているため、万が一、紛失してしまった場合は悪用されてしまうケースも考えられます。

 例えば、「免許証だけで借り入れできます」などとうたった広告もある消費者金融です。 運転免許証は国家資格であり、公的な証明書であることから信頼性が高く、担保や保証人がなくても本人確認書類の提出があればお金を借りられるというものです。

 このほか、銀行口座の開設や携帯電話の契約など、顔写真付きの本人確認書類を求められる場合に運転免許証は有効であるため、こうしたケースで、とくに店舗での対面ではなくオンラインで手続きする際に悪用されるケースは大いに考えられます。

 これについて、都内警察署の交通課担当者は「クレジットカードのように届けを出しても止めることができないので、悪用されるかどうかのケースについての回答は難しいです」と、話しています。

 一方でSNSでは「免許証とか身分証の悪用怖すぎる」などの声や、「詐欺被害で勝手に使われるケースも」といった声あり、悪用されるケースも発生しているようです。

 では、万が一紛失してしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。前出の担当者は以下のように話します。

「免許証を落としてしまったら、まずは近くの警察署に遺失届を出しましょう。

 また、なくした状態でクルマを運転することはできないので、必要な人は再交付の手続きをおこないましょう。

 再交付は試験場に本人が行く必要があり、保険証や住民票などの本人証明や写真などの書類を提出するなど手続きが必要です」

※ ※ ※

 クルマを運転する人はもちろん、日常的に身分証明書として用いることの多い運転免許証はなくさないように十分気をつける必要があります。

 その一方で、うっかり紛失してしまった場合は、早急に警察署への届けと再交付の手続きを出すようにしましょう。

■12桁の免許証番号に隠されている秘密とは?

 悪用されないためにもなくさないように気をつけなければならない免許証ですが、記載項目には氏名や住所のほか12桁の番号が書かれています。この数字にはどういった意味合いがあるのでしょうか。

運転免許証に記載される12桁の数字の意味は?運転免許証に記載される12桁の数字の意味は?

 まず、最初の2桁は、初めて運転免許証の交付を受けた都道府県のコード番号を表しています。

 運転免許証を交付する各都道府県の公安委員会には、それぞれコード番号が規定されており、例えば近畿地方では、滋賀60、京都61、大阪62、兵庫63、奈良64、和歌山65などと割り振られています。

 このほか、北海道は「10-14」 、東北は「20-25」 、関東は「30-43」、東海・甲信越は「46-55」 、中国は「70-74」 、四国は「80-83」 、九州・沖縄は「90-97」となっています。

 この数字は、ほかの県で更新や住所変更をおこなっていても変わりません。

 3桁目と4桁目は、免許を初めて交付された年の下2桁を表しています。1990年なら「90」、2003年なら「03」です。

 5桁目から10桁目までの6桁に関しては、各都道府県の公安委員会が管理する番号です。詳細は個人を特定するための番号であり公表されていません。

 11桁目は入力ミスを確認するための「チェックディジット(検査数字)」です。

 そして末尾の12桁目は再発行回数を表示している数字です。紛失や盗難で再発行を受けると、値が増えていきます。

 例えば「第6390******21号」だと、1990年に兵庫県で最初に交付され、その後再交付が1度あったことのある免許証であることが分かります。

※ ※ ※

 運転免許証は氏名や住所、生年月日のほか免許証番号を見ても情報が読み取れるといえそうです。

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