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BMW新型「2シリーズクーペ」日本上陸! コンパクトクーペは4シリーズ譲りの後輪駆動で登場

くるまのニュース / 2022年2月25日 19時10分

BMW伝統の「2002」の系譜を引き継ぐ新型2シリーズクーペがフルモデルチェンジ、日本で発表されました。FFベースとなる他の2シリーズと異なり、後輪駆動を採用しているのが最大の特徴です。

■他の2シリーズとは異なり2シリーズクーペはFRを採用

 ビー・エム・ダブリューは2022年2月25日、BMW新型「2シリーズクーペ」を発表、同年3月1日に発売します。

 新型2シリーズクーペはプレミアムコンパクトクーペで、初代モデルは2013年に1シリーズクーペ(E82型)の後継モデルとして登場、日本でも2014年2月に発売されました。

 さらに2014年にはオープンモデルの「2シリーズカブリオレ」も登場、こちらは日本では2015年3月に追加されました。

 今回登場した新型2シリーズクーペは2代目。この2ドアモデルは、半世紀前に登場した伝説のモデル「2002(02シリーズ)」の流れを引き継いでいます。

 BMWのCセグメントコンパクトモデル「1シリーズ」をベースとした「2シリーズアクティブツアラー」「2シリーズグランツアラー」「2シリーズ グランクーペ」とは異なり、「4シリーズ」をベースに特別なチューニングを施し、後輪駆動(FR)、前後重量配分50:50を実現することがセールスポイントとなっています。

 デザインは02シリーズまでさかのぼる、コンパクトでパフォーマンス重視の伝統的なコンセプトを現代風にアレンジしたものとなり、1シリーズをベースとした2シリーズとは差別化を図った、独特なデザインのクラシカルなスリーボックススタイルです。またフロントエンドには、4シリーズなどに採用される縦型キドニーグリルではなく、横長のキドニーグリルを採用しています。

 ボディサイズは全長4545mm(220i Mスポーツは4560mm) ×全幅1825mm×全高1405mm、ホイールベースは2740mmです。先代モデルと比較すると、全長は105mm、全幅は65mm、ホイールベースは50mm延長されています。

 搭載するエンジンは184馬力・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボで、組み合わされるトランスミッションは8速MTです。

 先代モデルのスポーティな走りにさらに磨きをかけ、クーペモデルらしいダイナミックな走りを実現するために、軽量化をおこないつつ、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化するとともに、高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、切れのあるスポーティなハンドリングに加え、衝突時の安全性能も向上させています。

 車両価格(消費税込)は220iクーペが508万円、220i Mスポーツが550万円です。すべて右ハンドル/AT仕様となります。

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