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387馬力の高性能コンパクトクーペ日本上陸! BMW新型「2シリーズクーペ」にMモデル登場

くるまのニュース / 2022年3月1日 18時40分

BMW伝統の「2002」の系譜を引き継ぐ新型2シリーズクーペがフルモデルチェンジ、日本で発表されました。そんな新型2シリーズにMパフォーマンスモデル「M240i xDriveクーペ」が追加されました。

■3リッター直6ターボを搭載したMパフォーマンスモデル

 ビー・エム・ダブリューは2022年2月25日、プレミアムコンパクトクーペであるBMW新型「2シリーズクーペ」をベースにしたMモデル「M240i xDrive」を発表、同年3月1日から販売を開始します。

 M240i xDriveは、BMW M社が開発する高性能マシンであるMモデルで、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めた「Mパフォーマンスモデル」に位置づけられます。

 セリウムグレーのサイドミラーやリアスポイラーを装備することで、空力特性の向上に加え、より精悍なスタイリングとしているのが特徴です。

 さらには約50:50の理想的な前後重量配分に加え、4WDシステム「xDrive」を装備することで、スポーティなハンドリング性能により磨きをかけたダイナミックな走りを可能としています。

 搭載するエンジンは3リッター直列6気筒ターボで、最高出力387馬力、最大トルク500Nmを発生。組み合わされるトランスミッションは8速ATで、4輪を駆動します。

 クーペらしいダイナミックな走りを実現するために軽量化をおこないつつ、サスペンション取付部やアンダーフレームを強化するとともに、高剛性ボディを採用したことでロール剛性の強化に加え衝突時の安全性能も向上させています。

 またアルミニウム材を、ボンネットだけでなくエンジンキャリアやその接合部に用いることで、ボディ剛性の強化と軽量化という相反する性能を実現しています。

 さらに最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としています。

 消費税込みの車両価格は758万円です。右ハンドル/AT仕様のみとなります。

※ ※ ※

 M240i xDriveのベースとなるのは新型2シリーズクーペです。初代モデルは2013年に1シリーズクーペ(E82型)の後継モデルとして登場、日本でも2014年2月に発売されました。

 さらに2014年にはオープンモデルの「2シリーズカブリオレ」も登場、こちらは日本では2015年3月に追加されました。

 今回登場した新型2シリーズクーペは2代目。この2ドアモデルは、半世紀前に登場した伝説のモデル「2002(02シリーズ)」の流れを引き継いでいます。

 BMWのCセグメントコンパクトモデル「1シリーズ」をベースとした「2シリーズアクティブツアラー」「2シリーズグランツアラー」「2シリーズ グランクーペ」とは異なり、「4シリーズ」をベースに特別なチューニングを施し、後輪駆動(FR)、前後重量配分50:50がセールスポイントとなっています。

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