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オジサンに人気? ダイハツ「どこでも車中泊」仕様なぜ登場? 新型「アトレー」が意識した細かな配慮とは

くるまのニュース / 2022年3月8日 7時10分

ダイハツの新型「アトレー」が2021年12月20日に発売されました。先代の軽乗用車から軽商用車へと変わったことが話題となっていますが、その背景には「車中泊」需要への対応があったようです。

■新型「アトレー」はなぜ車中泊を意識したのか?

 2021年12月20日に発売されたダイハツ新型「アトレー」。

 4ナンバー化や車中泊ニーズに対応したことが話題となっています。

 新型アトレーは、先代まで軽乗用車として展開されていましたが、今回のフルモデルチェンジにより軽商用車(4ナンバー化)されました。アトレーの商用仕様として約20年ぶりの復活です。

 ダイハツによると、軽キャブワゴン・軽乗用バンのユーザー層は、2009年において「シングル15%、子育て世代41%、子離れシニア世代44%」だったといいます。

 しかし、2020年は「シングル12%、子育て世代32%、子離れシニア世代60%」となり構成比率が大きく変化してきていると説明。

 さらに、軽キャブワゴン・軽乗用バンのおもな用途として「レジャー」と回答した人の割合は、2013年の28%から2017年では35%と、増加傾向にあるようです。

 そうした背景もふまえて、新型アトレーの開発担当者は次のように話しています。

「アトレーを軽商用車にした背景には、ファミリー層が『タント』に移行したことが挙げられます。

 また、昨今はレジャーや車中泊などで、荷物を多く積むことや、車内の快適性という部分を意識して想定して開発しました」

 これにより、新型アトレーは荷室容量を1275リッターに拡大するほか、最大積載量は350kgを確保するなど、レジャー用品などの多積載を可能としています。

 そのほか、車中泊を意識した部分について商品企画の担当者は次のように話しています。

「新型アトレーではプラットフォームが刷新されたことで、先代ではルーフ部分が萎んだ形状でしたがそれがなくなったことで、ルーフ部の居住性が向上しました。

 さらに、リアスライドドアの窓を従来の昇降式ではなくはめ込み式にしていますが、これは車中泊時の換気などでわざわざエンジンを始動しなくても窓の開閉ができるようにという意図です。

 そのほか、先代ではリアシートを倒しても完全にはフラットにはなりませんでしたが、新型ではフラットにしています。

 さらに、荷室側面にはテーブルが固定可能なデッキサイドトリムやマルチフックなども用意することで、自分好みの空間を作ることができます」

※ ※ ※

 なお、アトレーのターゲットは「中年の男性」となり、その理由は「近年の車中泊需要」「新型コロナ禍でのテレワーク需要」などによるものだといいます。

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