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8割以上が「シフトレバー」を支持!? 従来型と小型化する「プリウス式シフト」 ユーザーが支持するシフト方式は?

くるまのニュース / 2022年3月8日 17時10分

クルマは従来シフトレバーのタイプが主流でしたが、最近ではボタン式や電制式シフト(プリウス式シフト)などさまざまなタイプが増えてきています。ユーザーは従来型と小型化するタイプではどちらを支持している人が多いのでしょうか?

■従来型のシフトレバーが支持派はどれくらい!?

 クルマの走行状況に合わせてギアを選択するシフトレバー(シフトセレクターについて、最近はさまざまなタイプが存在し、多様化しています。ユーザーはどういったタイプを支持している人が多いのでしょうか。

 従来型のシフト方式は、レバータイプのものが一般的です。

 運転席と助手席の間のスペースに設置された「フロアシフト」と呼ばれるタイプは、目にしたことがある人も多いでしょう。

 シフトレバーは、走行状況に合わせてトランスミッションをレバーで変速させます。

「ストレート式」のほか、シフトポジションがジグザグになったシフト誤操作を防ぐ狙いのある「ゲート式」のタイプも存在します。

 このほかハンドル脇にレバーが設置されている「コラムシフト」やインパネ部分に設置されている「インパネシフト」など、車種によってさまざまな方式が採用されています。

 一方、最近ではハイブリッド車や電気自動車の普及とともにシフトレバーが小型化する傾向が見られます。

 例えば、2003年から発売された2代目トヨタ「プリウス」には、Pレンジは別のボタンで独立して設定され、そのほかのレンジへのチェンジは指先で軽く操作ができる「エレクトロシフトマチック」を採用。このタイプは「プリウス式シフト」と呼ばれることもあります。

 操作時は、手前下や手前上にレバーを動かしますが、従来のシフトレバーのようにシフト位置は固定されず、手を離すと中央に戻る仕組みです。どのギアに入っているかは前方のモニターで確認します。

 また2022年春に発売予定のホンダ新型「ステップワゴン」に新搭載されたことで話題を集めている「ボタン式シフト」の採用も増えてきています(※ハイブリッド車のみ)。

 従来のシフトレバーとは異なり、ボタンスイッチで変速するというもので、同社モデルの「アコード」や「インサイト」などにも搭載されています。

 このように従来のシフトレバーに比べて現在ではさまざまなシフト方式の選択肢がありますが、従来型のシフトレバーと最近の小型化するレバーでは、普段クルマを利用するユーザーはどちらを支持している人が多いのでしょうか。そこでくるまのニュースではアンケート調査を実施。

「従来のシフトレバーとそれ以外のタイプのシフトについて、あなたはどちらが好きですか?」という質問に対し、85.4%の人が「(通常の)シフトレバー」と回答しています。

 このほか残りの14.6%の人が、「ボタン式シフト」「プリウス式シフト」「コラム式シフト」などとさまざまなタイプのシフト方式の回答が見られました。

 今回のアンケートでは8割以上の人がシフトレバーと回答していますが、どういった意見があげられたのでしょうか。

 回答の理由を見ると、「使いやすい」「今どこにシフトが入っているか、従来のシフトレバーだとノブの位置で分かる」「目線を移動しなくてもシフト位置が判断できる」など、使いやすい、使い慣れているという声が多数見受けられました。

 また「操作間違いが少ない」「ミスしにくい」「ボタン、プリウス式で操作ミスが起きないとは限らない」などの声も見られています。

 なかには、「運転する楽しさやきちんと確認する意味でも、操作してる感じがほしい」「クルマを動かしている感ある」など、クルマの運転操作性が好きという声もあげられました。

※ ※ ※

 その一方で、それ以外を選択したユーザーの声はどういったものがあったのでしょうか。

 ボタン式シフトと回答した人は、「見栄えが良い。またシフトレバーだと運転席と助手席の行き来がしにくい」との声や「ボタン式は分かりにくいとあるが路線バスもボタン式を採用しているバスもあるので間違いが少ないのでは」という意見が見られました。

 プリウス式シフトと回答した人は「慣れた」との声もありました。

 従来のシフトレバーの方が使い慣れている、間違いが起こりにくいと感じているユーザーが多数いる一方で、最近登場しているプリウス式やボタン式シフトについてメリットを感じているユーザーもいるようです。

 今後登場するクルマは、電動化が進んでいくことで新しいシフト方式が採用されていくことも予想されます。

 ですが、従来のシフトレバータイプも使い慣れているユーザーからするとまだまだ支持を集めているタイプであるといえるでしょう。

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