「路上駐車が原因でラーメンが食べられない…」 迷惑な路上駐車トラブルに！ ラーメン屋が困惑する事態とは一体何が？

迷惑な路上駐車が原因で思わぬトラブルを招く可能性が起きているようです。今回は、東京都内のラーメン店で起きたトラブルを紹介します。

■迷惑な路上駐車のせいでラーメンが食べられない!? 思わぬトラブル！

　迷惑な路上駐車は度々、ニュースなどで話題となります。SNSでも路上駐車を原因とする思わぬトラブルが起きているといいます。

　なかでも、東京都内にあるラーメン店では店主が路上駐車によるトラブルに頭を抱えているようです。

　まず、路上駐車についておさらいしておきましょう。

　道路交通法第2条第18項では、「駐車」にはふたつの意味があるとされ、それぞれ次のように定義づけられています。

　「クルマが停止したうえ、ドライバーがクルマを離れてすぐに運転できない状態でいること」

　「クルマが客待ち、荷待ち、貨物の積卸し等の理由で停止し続けていること。ただし、貨物の積卸しのために5分を超えない時間内で停止する場合や人が乗降りするために停止する場合は除く」

　以上を考えると、駐車禁止の場所での路上駐車については、ドライバーがクルマのそばを離れている場合、停車時間に関係なく道路交通法違反とみなされる可能性が高いといえます。

　同様に、ドライバーが車内にいる場合でも、人が乗り降りをしている場合を除いて、駐車禁止の路上に5分間を超えてクルマを停めるのは、道路交通法に抵触する違反行為といえるでしょう。

　このように道路交通法に抵触する路上駐車によるトラブルは日常的に起こりえます。

　例えば、SNSでは都内にあるラーメン店で、客による迷惑な路上駐車が頻発し、路上駐車をしないように「お願い」をSNSにアップしました。

　同店では、店頭にコインパーキングの利用を呼びかける張り紙を貼っていましたが、声を掛けても嘘をつかれるなどし、苦慮していたようです。

　スタッフが声を掛け、コインパーキングにクルマを移動する客も増えてくるなか、お店では、応じない客にはラーメンを提供しないという判断をしたそうです。

　これを受けてユーザーからは、「お願いを協力してくれないならすぐに通報で良いと思う」、「どんどんやった方が良い」、「路駐の罰金マシマシ！」と同意する声が。

　また、「一部の人の行為でルール守っている人が困るってなんなんだ」、「みんながマナー守れば良い話なのに」、「頭の痛い問題だ…」、「こんなことお願いしなくちゃいけないの悲しすぎる」など、ルールを守れない一部ユーザーに対しての意見をあげるユーザーの声も見られています。

※　※　※

　身勝手な行為による路上駐車による思わぬトラブルは、さまざまな人に影響を及ぼします。

　そのため、ラーメンを食べたいという欲求を満たす前に周囲を確認してから適切な場所に駐車をするようにしましょう。