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8人乗りトヨタ新型ミニバン「グランビア」発売! 全長5m超えの「高級ハイエース!?」 6人/9人仕様に追加で台湾投入へ

くるまのニュース / 2022年3月16日 11時50分

2022年3月15日に台湾トヨタは、新型「グランビア(8人乗り仕様)」を発売しました。

■トヨタ新型「グランビア(8人乗り仕様)」を台湾で発売

 台湾トヨタは、新型「グランビア(8人乗り仕様)」を2022年3月15日に発売しました。
 
 トヨタ「ハイエース(300系)」の豪華版といえるグランビアとはどのようなモデルなのでしょうか。

 日本でハイエースといえば200系が2022年3月現在も販売されています。

 一方で東南アジアなどでは、新型ハイエース(300系)が2019年からフィリピンを皮切りに順次発売されています。

 その新型ハイエース(300系)の乗用版かつ豪華版となるのがグランビアで、国によってオーストラリアではグランビア、タイでは「マジェスティ」として展開。

 台湾トヨタでは2019年5月21日に新世代高級ミニバンとなるグランビアを発表しました。

 特徴として、ダイナミックなエクステリア、高級感のあるインテリアかつ快適な室内空間などにより、単なる目的地へ移動するためのものではなく、自宅のような快適さをもったモデルで、ボディサイズは全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmとなっています。

 エクステリアでは、クロームメッキ調の大型フロントグリルやLEDヘッドライトを備えることで迫力のあるフェイスデザインを表現。

 サイドではフロントから続くプレスラインや、クロームのトリムが印象的で、ハイエースの商用車らしさは見られません。

 リアでは、個性的なクロームメッキのアクセントとL字LEDテールライトが後方に対しても存在感を与えています。

 パワートレインは2.8リッターディーゼルターボエンジン(1GD型)に6速AT(MTモード付き)を採用。

 シートバリエーションでは、発売当初では6人乗りと9人乗りが用意され、電動オットマンや4方向のヘッドレスト調整機能を備え、12のスピーカーで構成されるパイオニア製サラウンドシステムが搭載されています。

 上位グレードでは、高級レザーシートや独立シート、およびアームレストの採用と、フロントマクファーソンストラット、4リンク式のサスペンションにより、快適な乗り心地を実現しています。

 そして今回、多人数の乗車と広いラゲッジスペースを両立させるため、ラゲッジスペースをアップグレードした8人乗りのラグジュアリーモデルが発売されました。

 これは、「空港送迎、チャーター旅行、多世代ファミリーをターゲットに、新しいクルマの選択肢を提供するもの」と台湾トヨタは説明しています。

 8人乗り仕様は「2-3-3」のシート配列となり、後部2列のシートには革シートを採用し、快適なロングドライブが楽しめるようです。

 また特徴的なラゲッジスペースは、28インチのスーツケースが8個入る大容量を実現しました。

 グランビアは、商用車となる新型ハイエース(300系)をベースにしていながら完全な高級ミニバンとしてファミリー需要や送迎需要を捉えたモデルです。

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