新名神「5車線区間」が増加！ トンネルのラバーポール撤去 できた区間から順次拡幅

2022年3月29日から、新名神の甲賀土山IC～大津JCT（仮称）間のうち、一部の2区間で暫定5車線運用が始まります。

■4車線から3＋2＝5車線に拡幅

　NEXCO西日本は2022年3月15日、新名神高速で6車線化工事を進めている甲賀土山IC～大津JCT（仮称）間のうち、3月29日から2区間を3＋2の暫定5車線で走れるようにすると発表しました。

　ひとつ目の区間は、甲南IC～信楽IC間のうち甲南トンネルを含む約4.5kmです。現在の4車線から、下り3車線（1車線増）・上り2車線の計5車線に拡幅されます。

　ふたつ目の区間は、大津JCT（仮称）～信楽IC間のうち金勝山トンネルを含む約5.0kmです。この区間は上り線のみが拡幅され、下り2車線・上り3車線（1車線増）になります。

　新名神の亀山西JCT～大津JCT（仮称）間（41km）では、2019年3月からNEXCO中日本とNEXCO西日本が、暫定4車線から完成6車線にする工事を進めています。

　この区間は、トンネルや橋など約9割が6車線運用に対応した構造で造られており、すでに亀山西JCT～甲賀土山IC間は暫定5車線（下り3車線＋上り2車線）で運用中。

　今後も引き続き、亀山西JCT～大津JCT（仮称）間は6車線化に向けて工事が進められます。