見たことある？ 「教習所あるある」投稿でいま大バズり!? 謎の集団「チームてぃっくとっかーず」ってナニ？

TikTokで自動車について投稿する「チームてぃっくとっかーず」というグループが話題となっています。一体、どのようなグループなのでしょうか？

■謎の集団？ 「チームてぃっくとっかーず」の正体は？

　最近では、SNSを活用して自動車について発信するユーザーが多く見られます。例えば、自動車に関するライフハックや運転のコツ、色々な車種に乗ってみた試乗記など、人によって発信する内容はさまざまです。
　
　そんななか、クルマやバイクなどについてTikTokに投稿している「チームてぃっくとっかーず」がいま話題となっています。

　チームてぃっくとっかーず具体的に投稿内容を見ていくと、「教習所あるある」「教習所クイズ」「絶対合格！MTの坂道発進」など、教習所についての投稿が大半です。

　投稿のなかには再生回数10万回以上のまさに“バズっている”動画も見られるチームてぃっくとっかーずですが、一体どのようなグループなのでしょうか。

　実は、チームてぃっくとっかーずアカウントを運用しているのは、兵庫県伊丹市に校舎を構える指定自動車教習所「阪神自動車学院」です。

　阪神自動車学院は、伊丹市唯一の自動車教習所となっており、通常の普通自動車をはじめ、中型自動車や大型二輪自動車、タクシーといった普通二種自動車、ショベルカーといった大型特殊自動車などの教習もおこなっています。

　ホームページは通常の自動車教習所とは変わりありませんが、TikTokでは「教習所職員で踊ってみた」「教習生と踊ってみた」「超かっこいい！教習指導員のモーニングルーティーン」など、ユニークな動画も多数投稿されています。

　では、そもそも阪神自動車学院がTikTokの運用をはじめたのはなぜなのでしょうか。

　阪神自動車学院の担当者は、TikTokをはじめた経緯について以下のように話します。

「兵庫県伊丹市はある程度の認知度がある都市ですが、本校はあまり認知度が高くなく、以前から、阪神自動車学院のカラーや良さをもっと多くの人に広めたいと考えていました。

　そうしたなかで、20代の若い職員の間から挙がったのがTikTokの運用です。『実際にやってみよう！』ということになり、てぃっくとっかーずの結成に至りました」

　このように、阪神自動車学院の認知度を高めるべく開始されたTikTok。実際の反響について担当者は「クルマやバイクの動画については『かっこいい』という声が多く寄せられています。また、『卒業生です』といってくれる視聴者もおり、嬉しく感じています」といいます。

　現在、チームてぃっくとっかーずのアカウントはフォロワー3000人以上、いいねの総数は22万件を超えており、かなり多くのユーザーの目にとまっていることがうかがえます。

　こうしたTikTok活動を通して、担当者は「阪神自動車学院は優しい職員が多く、アットホームな雰囲気で非常に通いやすい学校であること」「兵庫県に住んでいる人で免許を取りたい人はぜひ阪神自動車学院に来てほしい」といったメッセージも伝えていきたいといいます。

　チームてぃっくとっかーずの投稿では、普段はなかなか見ることのできない自動車教習員の仕事の様子や、阪神自動車学院の楽しげな雰囲気を感じとることができます。

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　なお、担当者は「今後も若い職員たちと楽しい動画を取り続けたいです」と話しており、最新の流行を取り入れながら、これからも阪神自動車学院を知ってもらえるように活動を続けていくといいます。