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本州最果てへ!「下北縦貫道」ついに全線事業化 高規格道路でむつ市・恐山へアクセス向上

くるまのニュース / 2022年4月5日 17時10分

下北半島縦貫道路(下北縦貫道)を構成する野辺地七戸道路と奥内バイパスの新規事業化が決定しました。これにより下北縦貫道の全線が事業化されましたが、どのような計画なのでしょうか。

■野辺地七戸道路と奥内バイパスが新規事業化

“本州最果て”で計画されている「下北半島縦貫道路」(下北縦貫道)の全線事業化が決定しました。青森県・下北半島のむつ市や恐山などへのアクセスが向上します。

 2022年3月、国土交通省が2022年度の予算概要を発表。

 この中で、下北縦貫道を構成することになる国道4号バイパス「野辺地七戸道路」(7.1km)と、国道279号の「奥内バイパス」(11.0km)の新規事業化が盛り込まれました。これにより、計画されている下北縦貫道の全線が事業化されます。

 下北縦貫道は青森県のむつ市から七戸町に至る延長約68kmの地域高規格道路です。

 現在は、むつ南バイパスのむつ尻屋崎IC~むつ東通IC間1.3kmと、吹越・有戸北・有戸・野辺地バイパスの横浜吹越IC~野辺地IC間25.3kmが開通しています。

 また、むつ南バイパスのむつIC~むつ尻屋崎IC間・むつ東通IC~むつ南IC(仮称)間計8.7kmと、横浜北・横浜南バイパスの中野沢IC(仮称)~横浜吹越IC間17.4kmが事業中です。

 今回新たに事業化される野辺地七戸道路は、同じく2022年度に新規事業化された天間林道路(上北道、2022年開通予定)と接続し、開通区間の野辺地ICまでを結びます。

 奥内バイパスは、むつ南IC(仮称)~中野沢IC(仮称)間を結びます。豪雪などへの脆弱性がある国道279号(現道)のバックアップとなることが期待されています。

 野辺地七戸道路と奥内バイパスの2022年度の予算は各5000万円で、同年度はいずれも調査設計が実施される予定です。ちなみに開通予定は示されていません。

 両区間の新規事業化に際して青森県の三村申吾知事は3月25日、「下北半島縦貫道路の全区間が事業着手となり、全線供用に向けた整備が着実に進められることから、大変喜ばしく思っております」と歓迎のコメントを発表。

 さらに「一日も早い全線供用に向けて、地元関係者と一丸となって、全工区の予算確保と整備促進に取り組むとともに、(国の直轄事業である)一般国道4号『野辺地七戸道路』の事業推進について協力して参ります」としています。

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