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トヨタが新型「GRプロエースシティ」を投稿? 商用バンでも「速くなった気が…」 超簡単なカスタム仕様とは

くるまのニュース / 2022年4月10日 10時10分

2022年4月7日に英国トヨタは、1枚の奇妙な画像を公開SNSに投稿しました。それは存在するはずのない「GRプロエースシティ」です。これはどのようなモデルなのでしょうか。

■なぞの「GRプロエースシティ」とは

 日本でトヨタの商用バンといえば「ハイエース」が挙げられますが、欧州では「プロエース」や「プロエースシティ」といったモデルが存在します。
 
 そんなプロエースシティですが、英国トヨタはSNSで「プロエースシティバンのスポーティな#Gazooバージョンが欲しいですか?」というコメントとともに、「GR」のステッカーが貼られた1枚の画像を投稿しました。
 
 なぜ商用バンのプロエースシティにトヨタのモータースポーツブランドともいえる「TOYOTA GAZOO Racing」のステッカーが貼られているのでしょうか。

 欧州で展開されるプロエースシティ、クラストップの積載量や積載長、積載性能(1000kg)を備えたコンパクトバンです。

 英国では、2021年9月24日に新型「プロエースシティ(2022年モデル)」が発表され、2022年モデルでは、新たなグレード設定とパワフルな新エンジンを搭載されました。

 もともと、プロエースシティには標準仕様(L1/ホイールベース:2785mm)とロングホイールベース仕様の(L2/ホイールベース:2975mm)が設定されていましたが、2022年モデルには最上級グレード「Design」が追加され、デザインや快適・安全装備が追加されています。

 また、パワートレインは100馬力の1.5リッターディーゼルエンジンを搭載する標準仕様(L1)に加えて、2022年春には130馬力の1.5リッターエンジンを追加。

 さらに2022年内にはラインナップをさらに拡大し、134馬力のEV「プロエースシティ エレクトリック」を導入する予定となっています。

 そうしたなかで、英国トヨタ(ToyotaUK)の公式SNSでは、2022年4月7日に前述のコメント「プロエースシティバンのスポーティな#Gazooバージョンが欲しいですか?」画像を投稿しました。

 画像には、リアの「プロエースシティ」エンブレムの下に「TOYOTA GAZOO Racing」のステッカーが貼られています。

 さらに公式サイト上ではフロントのナンバープレート横にも同じステッカーが貼られていることがわかります。

 2022年4月現在、発表されているGR/GRスポーツといったモデルには、プロエースシティは設定されていません。

 そうしたなかで、なぜ英国トヨタの公式SNSにこのような投稿があるのでしょうか。

 この投稿のリンク先となる公式サイトでは、現地のプロフォトグラファーであるロッド・カークパトリック氏による「プロエースシティ日記」が公開されています。

 そのなかで、ある日に「GRスープラ」を所有する女性に感銘を受けた結果、プロエースシティにステッカーを貼ることを思いついたといいます。

 実際にロッド・カークパトリック氏は次のように綴っています。

「皮肉なことに、私のバンにGRのステッカーをいくつか貼ってみるのも面白いかもしれないと思いました。

 ハイパフォーマンスモデルとは程遠い、完全なノーマル車です。小さなスチールホイールを樹脂製のホイールトリムで隠しています。

 サスペンションは重い荷物を積むために調整されたもので、高出力なエンジンは搭載していません」

 このようにGRのステッカーを貼ることを面白がる形でステッカーを注文。

 翌日には届きスポンジでさっと汚れを落とし10分ほどで「GRプロエースシティ」へのアップグレードが完了しました。

 ロッド・カークパトリック氏は「知る人ぞ知る、この小さなバンは羊の皮を被った狼、信号が青に変わったら手を出してはいけないバンなのです」と話しています。

 その後、実際に雪のなかで新型「GRプロエースシティ」を運転すると、はるかに魅力的で楽しい気分になりました。

 ターボチャージャー、全輪駆動システム、リミテッド・スリップ・デフ(すべてステッカーキットに含まれる)により、驚異的なグリップと大幅なパワーアップを体感したといいます。

 そんな感動を奥様に共感するべく、乗っているレクサス「UX 250h」にも同じようにトランクルームに赤と黒の「GR」ステッカーを1枚貼ったようですが、この日記では「彼女はまだ気づいていない」といいます。

 そして最後にロッド・カークパトリック氏は「ハンドリングやパフォーマンスが向上していることに気づいたら、いかに安くハイブリッドカーを改造できたかを教えてあげたいと思います」と話を締めくくっています。

※ ※ ※

 あくまでもステッカーを貼るだけですが、クルマを愛する人からすればそれは、れっきとしたカスタマイズのひとつです。

 エアロパーツやホイール、サスペンションは変えられない、という人に「ステッカーチューン」はおすすめかもしれません。

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