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ゴールデンウイーク間近! 2022年のGWは大渋滞で最大45km!? 渋滞を少しでも回避する方法とは?

くるまのニュース / 2022年4月27日 10時10分

コロナ禍での緊急事態宣言中だった2020年、緊急事態宣言/まん防だった2021年のGWに比べ、2022年のGWは移動制限もなく、高速道路は渋滞が予想されています。そんななか、うまく渋滞を避ける方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

■2022年のGWは各地でコロナ禍以前を上回る人出も!

 2022年のGW(ゴールデンウィーク)が近づいています。

 今年のGWはすべての祝祭日が土日に重なることがなく、有給休暇などを工夫することで「10連休」にできる人も少なくないでしょう。

 また全都道府県が新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の区域とされた一昨年の2020年、東京都、京都府、大阪府、兵庫県が緊急事態宣言の区域とされ、一部地域がまん延防止等重点措置の対象となった昨年の2021年とは異なり、そうした移動制限の発出もありません。

 そのため、いわば“これまでの自粛に対しての反動”で、各観光地はコロナ禍以前、もしくはそれを上回る人出も予想されます。となると、気になるのは都市部と観光地を結ぶ高速道路の渋滞です。

 渋滞に遭遇して移動に時間がかかると、そもそもの予定が崩れるだけでなく、運転で疲れてしまう、クルマの燃費が悪くなってしまうなど、悪いことずくめです。

 今年は連休期間が長期にわたり、行楽客の移動が複数の日に分散するため、ある程度の渋滞抑止効果がありそうです。しかし日によっては「上りも下りも渋滞」という状況も生まれるはずです。

 では、そうした渋滞を回避するには、どうすればいいのでしょうか。

 やはりもっとも効果的なのは、「渋滞する時間帯に高速道路を使わないこと」です。

 高速道路の渋滞の多くは、長い上り坂やトンネル、ICやJCTの合流など、クルマの速度が落ちやすいところ(ボトルネック)に交通が集中することで発生します。そうしたポイントを、交通量の少ない時間帯に通過できれば、渋滞にあわずに目的地へ移動できるわけです。

 そうした“時間差”の高速道路利用に役立つのが、高速道路各社の利用者向けウェブサイトで公開されている「渋滞予測カレンダー」です。

 たとえば5月3日(祝)、東京を出発地とする予測を見てみましょう(以下、4月上旬の執筆時点の情報)。

 東北自動車道下りでは複数か所で渋滞が予測されており、最長は羽生PA付近をボトルネックとした6時から14時の渋滞で、ピークとなる9時の渋滞長は45kmとされています。

 つまりこの渋滞を避け東北道を利用するには、より早朝、もしくは夕方に東京を出るような計画を立てるのが得策であることがわかります。

■渋滞回避に役立つナビアプリだが「ながらスマホ」は交通違反

 では、同日の東名高速道路はどうでしょうか。

発進・停止を繰り返す低速渋滞は追突に要注意!(画像はイメージ)発進・停止を繰り返す低速渋滞は追突に要注意!(画像はイメージ)

 下りは、大和トンネル付近をボトルネックとした渋滞が前日の18時からはじまり深夜2時まで、さらに早朝4時から16時まで続くと予測されています。そしてそれぞれのピークは前日20時の15km、7時の20kmです。

 さらにその先、秦野中井IC付近でも4時から19時にかけ渋滞が予測されているため、快適に移動できるのは早朝のわずかな時間、もしくは夜になってからになりそうです。前日の5月2日、翌日の5月4日にも渋滞は予測されていますが、時間帯、渋滞長ともこれよりも少ないと見込まれているため、可能であれば日程をずらすことを考慮したほうがよさそうです。

 ところで、渋滞を避けられる時間に移動を計画していても、実際は事故などを原因とする予想外の渋滞に出くわすこともあります。この場合、通過に長い時間がかかることも珍しくありません。

 そうした場合の渋滞回避にぜひ役立ててほしいのが、スマホのナビアプリです。

 スマホのナビアプリは、リアルタイムの移動時間情報をもとに、独自のアルゴリズムで“早いルート”を探索します。渋滞の原因となっている地点の先をゴールに設定してルート探索すると、ときには高速道路を流出して一般道を走っても同じくらいの時間、ときにはより早い時間で到達できるルートが示されることもあります。また目的地そのものをゴールに設定すると、大回りに見えるルートが意外に早かったりと、驚かされるケースもあります。

 利用にあたっては、前述のようにゴールを変えてルート探索したり、あえて「高速道路/有料道路不使用」などの条件を試してみるなど、複数の条件を比較することをお勧めします。

※ ※ ※

 なお、ドライバーの「ながらスマホ」は道路交通法で規制されており、スマホを保持しての「画面注視」は「6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金」「1万8000円の反則金(普通車)」「違反点数3点」などの罰則等が定められています。また事故を起こすなど、交通の危険を生じさせた場合はさらに厳しい罰則等が適用されます。

 運転中にスマホのナビアプリを使うことは止め、SA/PAなどの安全な場所にクルマを停めてから操作するか、同乗者にスマホを操作してもらうなど、安全運転に努めましょう。

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