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なぜGWに「休むディーラー」多い? 来店者多いのでは? 万が一のトラブル対処はどうすべき?

くるまのニュース / 2022年4月29日 16時10分

ゴールデンウィークでもコンビニやスーパーマーケットなどのサービス業は、通常営業を続けることがほとんどです。その一方で、自動車ディーラーの多くはゴールデンウィークに休店しています。その理由はいったいなんなのでしょうか。

■ディーラーはなぜゴールデンウィークに休店のところが多いの

 ゴールデンウィークに突入し、毎年多くの人が心を弾ませる連日の休暇となっていますが、スーパーやコンビニエンスストアなどのサービス業は、普段よりも多くの利用者が訪れることから、連休にも関わらず営業を続けている店も多く見られます。
 
 しかし、自動車ディーラーの多くはゴールデンウィークに、休店となっている店舗が多いのが実情です。その理由はいったいなんなのでしょうか。

 トヨタモビリティ東京では、4月29日から5月5日の約1週間を「ゴールデンウィーク休業」として設けており、「皆様方には大変ご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご了承承りますようお願い申し上げます」とアナウンス。

 また、ホンダカーズ東京では5月2日から6日、スズキ兵庫では5月1日から5月5日、日産大阪では4月27日から4月30日と、それぞれの地域や店舗によって期間は違いますが、ユーザーが来店する確率が高いゴールデンウィークの期間に休みとなっています。

 なぜ、ほとんどのディーラーは普段の平日よりも商談がより多く獲得できそうなゴールデンウイークに休店するのでしょうか。

 首都圏にある国産ディーラー販売店の担当者は、ゴールデンウィークに休店する理由について以下のように話します。

「通常の土日や祝日などには基本的に営業しており、平日に来ていただくことができないお客さまなど、より多くの人にクルマを見ていただく機会を作っております。

 そのため、ゴールデンウィークやお盆といったような大型連休には、まとめてお休みをいただいております」

 通常の土日や祝日では、平日にディーラーに立ち寄る時間がない、サラリーマンやOL、学生など、さまざまな人が来客します。

 そのため、土日や祝日にどれほどの商談を取れたのか、また、どれくらいのお客さんがディーラーに訪れたのかがディーラーにとっては非常に重要です。

 一方で、土日や祝日に通常営業しているぶん、普段まとまった休暇が取りづらいというのもディーラーの実情です。

 また、ゴールデンウィークやお盆といった連休には、多くの人が帰省をしたり、旅行をしたりなど、数日にわたる予定を組み込んでおり、ディーラーへ足を運ぶ人が少ないということも、その理由として考えられます。

 そのような背景から、ゴールデンウィークにはあまりお客さんが訪れることがなく、むしろ休暇を取りやすいのかもしれません。

■ ディーラーが「休み」のときに事故や故障が発生したらどうする?

 ゴールデンウィークには休店しているカーディーラーが多いのが事実ですが、長期休暇でのクルマによる事故や故障はつきものです。

 クルマの事故や故障が発生してしまった場合には、加入している自動車保険に連絡し、ロードサービスを利用することによって、希望するディーラーや修理工場まで搬送してもらうことができますが、ディーラーが休店の期間には、どうすれば良いのでしょうか。

 前出の担当者は「ディーラーが休みの場合でも、安心サポートデスクが開いているため、そちらで対応させていただきます」といいます。

トラブル時に自動車ディーラーが休店していたら…どうするべき?トラブル時に自動車ディーラーが休店していたら…どうするべき?

 また、JAFなどのロードサービスでクルマを預けることも可能です。JAFでは会員になることによって、タイヤのパンクや燃料切れ、故障車けん引などのサービスを無料で受けることができます。

※ ※ ※

 ゴールデンウィークやお盆といった長期休暇期間においては休業しているところが多いカーディーラー。

 土日や祝日などは営業していることがほとんどなので、ゴールデンウィーク前に愛車の点検や不備が無いかの確認などを済ませておくのが良いでしょう。

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