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クルマに乗ったハズが…「もう家じゃん!」快適すぎる室内空間をもつクルマ 3選

くるまのニュース / 2022年4月20日 16時10分

クルマで大切な要素の1つとなるのが室内空間です。コックピット感のあるスポーツカーも素敵ですが、ここは家か?と思わず勘違いしてしまいそうな室内空間をもつクルマたちを紹介します。

■これがほんとにクルマのなか? 快適な室内空間をもつクルマ3選

 クルマにとって大切な要素の1つとなるのが室内空間です。

 数値での広さだけではなく居心地のよさや便利さも重要となってきますが、これはもはや、もう1つの家じゃん!と思わず言ってしまいそうな室内空間をもつクルマを3台ピックアップします。

●ホンダ「ステップワゴン」

 当時ホンダは、独自で1BOXタイプの多人数乗車が可能な車種を持っておらず、1990年代前半に巻き起こったRVブームに乗り切れていない部分がありました。

 そこに起死回生として「生活創造車=クリエイティブムーバー」と呼称したシリーズを投入し、「オデッセイ」や「CR-V」が立て続けに大ヒット。

 そのクリエイティブムーバー第3弾として、1996年に登場したのが「ステップワゴン」です。

 当時1BOXや1.5BOXタイプと呼ばれた箱型車両のライバルたちは、いずれも商用車をベースに乗用車仕様に仕立てたものや、エンジンが前席下またはフロア下に搭載されたいわゆる「キャブオーバー」タイプのクルマが中心でした。

 そんな状況のなかホンダは、商用のラインナップをもたないことを逆手にし、FF乗用車(シビック)をベースに1BOXタイプの車両を開発。

 乗用車をベースにしたことによる走りの快適性、フロア高の低さによる乗り降りのしやすさや室内高の高さなど、ステップワゴンは登場直後から人気を集め大ヒットとなりました。

 その後、日産「セレナ」は1999年に、トヨタ「ノア/ヴォクシー」は2001年に同じようにFF乗用車ベースになるなど、ライバルも追随。

 2022年現在も、この3車種は激しいライバル争いが繰り広げられています。

 そんな初代ステップワゴンの特徴のひとつが、低いフロアによって実現した高い室内高を武器にしたシートアレンジでした。

 当時はグレード別で「回転対座式」と「ポップアップ式」の2種類のシート設定があり、とくに2列目に補助席をもつ回転体座式のシートでは、2列目・3列目で向かい合わせに座れるようなアレンジも可能。

 またフラット時の快適性を重視したシート形状により、フルフラットモードでは現代のクルマではなかなか見られない真っ平らな空間が実現できるようになっていました。

 さらに2代目では、初代のようにアレンジ重視か、格納重視か、どちらかのシートタイプを選ばなければいけなかった点を改善。

 運転席/助手席が回転する対座モードを実現しながら、大きな荷物を収納する際に2列目を格納できるカーゴモードを両立。

 さらに1列目から3列目まで全席シートがフルフラット可能で、3mものフラットな空間を生み出せるなど、より多彩な室内空間を実現することができました。
 
●ホンダ「S-MX」

 ステップワゴンに続く、クリエイティブムーバーシリーズの第4弾として登場したのが「S-MX」です。

 S-MXはステップワゴンをベースに、ボディを全長4m以下までショート化に2列シート4人乗り仕様に。

 左リアドアもスライド式からヒンジ式へと変更され、メーカー純正で「ローダウン」グレードが用意されるなど、ステップワゴンのファミリー層ではなく、より若い世代をターゲットとした車でした。

 シートアレンジへのこだわりはそのままステップワゴンから引き受け継がれており、後席だけでなく、ホールド性が要求される前席も、大型のアームレストを装備した完全なベンチシート仕様に。
 
 また、フロント2枚+リア左側1枚という特徴的なドア配置をもつことで、後席右側を収納ボックスにするなど、よりプライベート空間を意識した室内空間が演出されていました。

 しかしS-MXはデビュー当初の注目度は大変高かったものの、オデッセイ、CR-V、ステップワゴンほどの人気を集めるモデルになるまでは至らず。

 その後1999年に、フロントセパレートシートの5人仕様を追加するなど改良もおこなわれましたが、2002年に販売を終了。

 S-MXは1代限りで姿を消すことになりました。

●ホンダ「Honda e」

 最後に挙げるのが、ホンダの電気自動車「Honda e」です。

 ホンダeは2019年のジュネーブショーで初公開され、2020年10月より販売開始となりました。

 シンプルかつモダンなデザインや、リアにモーターが搭載されたレイアウトなどが話題となりましたが、そのなかでも大きく注目を集めたのは、特徴的な内装です。

 当時量産車世界初となる、5つのスクリーンを水平配置した「ワイドビジョンインストルメントパネル」を採用。

 中央の12.3インチ画面を2つ並べた「ワイドスクリーン Honda CONNECT ディスプレー」では運転席や助手席でそれぞれ表示機能を選べたり、画面入れ替えが可能など自在な操作性を実現。

 また、AIによる音声認識と情報提供をおこなう「Hondaパーソナルアシスタント」が搭載されており、「OK ホンダ」と呼びかけることで反応する音声認識機能も搭載されています。

 メーター前のインパネ上やシフトノブまわりには無垢材調の木目パネルが装着され、クルマでありながらソファに座りながらリビングでくつろいでいるような室内空間が実現されています。

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