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外環~成田の最短ルート「北千葉道路」現況は? 有料道と一般道で千葉NTへ…まず3.5kmの計画進む

くるまのニュース / 2022年5月6日 10時10分

外環道と成田空港を最短ルートで結ぶ国道464号「北千葉道路」。この道路は両端が未開通の状態ですが、どのような計画で、現在はどのような段階なのでしょうか。

■千葉ニュータウン経由で市川市と成田市を結ぶ「北千葉道路」

 千葉県内で、市川市と成田市を結ぶ「北千葉道路」の整備が、少しずつ進んでいます。

 北千葉道路は国道464号の延長約43kmに及ぶバイパスで、外環道と成田空港を結ぶ最短ルートを形成します。

 このうち鎌ケ谷市から成田市にかけての約30kmは開通済みで、さらに東側では成田空港付近(成田市大山)までの3.7kmも建設が進められています。

 すでに開通している千葉ニュータウンでは北総鉄道と一体的に整備されており、一部の区間では一般道ながら制限速度が70km/hに設定されています。

 しかし、西側の、外環道から鎌ケ谷市までの区間は未開通です。どのような計画があるのでしょうか。

 北千葉道路は、北千葉JCT(仮称、市川市堀之内)で外環道と分かれ、鎌ケ谷市へと向かいます。

 現在、事業化されているのは、北千葉JCTから市川市大町までの3.5kmです。地上は本線4車線と副道からなる一般道を整備。さらに地下トンネルや高架で4車線の自動車専用道路(有料道路)が造られる計画です。

 なお、自動車専用道路は、まずは途中の松戸市川西IC(仮称)までの1.9kmが事業化されています。

 この一般道3.5kmと自動車専用道路1.9kmに対しては、2022年度は1億5000万円の予算が確保されており、調査設計が進められる予定です。

 市川市大町から先は、既存の開通区間へと進みます。自動車専用道路は既存区間に入っても開通区間に沿ってさらに東へ進み、国道16号との交点となる小室IC(仮称、船橋市)まで整備される構想があります。

 北千葉JCTと小室ICとの間には、松戸市川西・松戸市川東・鎌ケ谷西・鎌ケ谷東・白井の5つのIC(いずれも仮称)が設置される計画です。

 なお、暫定2車線で開通している区間でも、4車線にする事業が進んでいます。2022年度は、印旛沼より東側の成田市船形から現在の終点である同市押畑までの3.8kmについて、調査設計や改良工事が進められます。

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