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なぜ「伝説のデコトラ」が高速道走ってる? ド迫力「加飾」施した「一番星号」がスゴい! 「熱風5000キロ」仕様の特徴とは

くるまのニュース / 2022年4月28日 9時10分

映画「トラック野郎」で有名!きらびやかすぎるデコトラ「一番星号」の目撃情報がSNSに多数投稿されました。なぜ現実世界に存在するのでしょうか。

■デコトラといえば!「トラック野郎」で有名な「一番星号」!

 2022年4月23日、ど迫力で一目見たら忘れられないトラックの目撃情報が多数SNSにアップされ話題となりました。
 
 そのトラックは、映画「トラック野郎」に登場する「一番星号」だといいますが、どのようなトラックなのでしょうか。

 1975年から1979年にかけて公開されたトラック野郎は、いかから40年以上前の作品であるため、若い人には馴染みがないかもしれません。

 トラック野郎とは、全10作品におよぶ映画シリーズで熱い人情とコメディが融合した作品となっています。

 映画内では、殴り合いの喧嘩やお色気、ド派手なカーアクションなど、当時だからこそ描けたシーンが満載です。 

 また、主人公の星桃次郎(愛称「一番星」)は、きらびやかでド派手な加飾が施された“デコトラ”、一番星号のドライバーで、タイトルの通り、映画では数々の個性派トラックが登場します。

 基本は桃次郎の突飛な日常が描かれた作品ですが、トラック野郎を知っているユーザーの多くは、ラストシーンで爆走する一番星号をイメージするでしょう。トラック野郎にとって、一番星号をはじめとするデコトラは欠かせない存在なのです。

 一番星号は、シリーズによって仕様が違う部分もありますが、今回目撃されたのは、9作品目である「熱風5000キロ」仕様に加飾を施し、実際の一番星号を忠実に模した再現車両です。

 では、今回目撃されたデコトラ、一番星号のデザインはどのようになっているのでしょうか。

 まず、もっとも目立つフロントデッキ(キャビンのルーフ上に設置されている箱型の部分)には、きらびやかなパーツとともに「一番星」の文字が存在を主張します。

 フロントガラスの下の部分にも、ブルーやゴールドの加飾が施され、「度胸」「一番」と気合の入る2文字が記されています。

 フロントバンパーはシルバーがベースで、形こそ派手ではありませんが、大きなインパクトを与える「御意見無用」の文字が記されています。

 サイドには、豪快なトビウオのイラストとともに、右側に「日本列島ひとり旅」、左側には「一番星 桃次郎」の文字。サイドスカートには、波しぶきが描かれ、サイドのイラストとマッチするデザインです。

 そして、リアの扉絵には「俺の車にバックギアは無い」と書かれており、一番星号のシブさが強調されています。

 SNSを見てみると、実際にこの一番星号を見かけたユーザーからは「まじかよ!!!」「見るたびに惚れ惚れしてしまう」「カッコよすぎる!!」と、興奮の声が絶えません。

 画像はもちろん、動画の投稿もされており、1500件ほどのリツイートに、6000件以上のいいねが寄せられている投稿も見られます。

 かなり注目を集めた今回の一番星号ですが、実は個人のオーナー(齋藤氏)の所有するトラックです。

 今回の走行について齋藤氏は、「御殿場でおこなわれた、昭和のクルマを集めたイベントに参加する道中でした」と話しており、毎度このようにクルマを走らせると、多くのユーザーから写真や動画を撮られるといいます。

「サービスエリアなどでクルマを停めて、食事をして戻ると、必ず数名が一番星号の写真を撮ってくれています。どこへ行っても誰かしらに声をかけられますよ(笑)」(齋藤氏)

 普段、一番星号は保管場所に駐車されており、走行する機会はさほど多くはないそうです。今回、実物を目にすることができた人は、ラッキーといえるかもしれません。

※ ※ ※

 なお、齋藤氏は「映画の一番星号を忠実に再現していること」がもっともこだわっているポイントだといいます。

 斎藤氏の一番星号と、映画に登場する一番星号を実際に見比べてみると、その再現率の高さを改めて知ることができます。

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