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歴代GT-R&激レア「NISMO 400R」登場!「GT-R祭り」が3年ぶり開催! 豪華ゲスト来場の米国発「R’s Day」とは

くるまのニュース / 2022年5月24日 7時10分

日産「スカイラインGT-R/GT-R」が一同に集結した「R's Day」が2022年5月上旬に米国・ロサンゼルスで開催。さまざまなスペシャルゲストが登場したR's Dayやオープンハウスとは、どのようなイベントなのでしょうか。

■米国LAで開催された「GT-R祭」? 新型Zの開発者にワイスピ俳優、有名チューナーの社長も!凄いゲストがたくさん集まった理由

 2022年5月上旬、日産「スカイラインGT-R/GT-R」が一同に集結した「R’s Day」が米国・ロサンゼルスで開催されました。
 
 さまざまなスペシャルゲストが登場したR’s Dayやオープンハウスとは、どのようなイベントなのでしょうか。

 近年、日産「スカイラインGT-R」をはじめとする日本製スポーツカーの人気が沸騰しています。

 GT-R以外にもホンダ「シビック」や「インテグラ」、トヨタ「スープラ」、マツダ「RX-7」など1980年代後半から2000年代初めまでに販売されていたアメリカ仕様の左ハンドル車はもちろん、25年ルールによってアメリカに輸入が許された右ハンドル車はさらにカリスマ的な人気があります。

 とくに第二世代のスカイラインGT-R(R32/R33/R34)はクルマ自体の魅力もさることながら新車時にアメリカで正規輸入がされなかった(アメリカのみならず海外向けの左ハンドル車が存在していない)ことで希少な存在となり、価格を高騰させる要因になっています。

 2014年にR32(1989年発売)、2020年にR33(1995年発売)が25年ルールで解禁となり、2024年1月にはいよいよR34がアメリカに合法的に輸入されるようになります。

 R32のときもそうでしたが、解禁する数年前から日本での中古車価格が高騰する傾向があり、R34においてはとくに2015年頃には300万円-400万円前後で取引されていたR34はすでに1000万円以上。

 限定車であれば3000万円以上にも高騰しており、R32を上回る人気となっています。

 このようななか、2022年5月上旬には3年ぶりに「R’s Day」が米国ロサンゼルスにて開催されました。R’s Dayの「R」とは、スカイラインGT-Rの「R」です。

 メインスポンサーは、米国において「ミスタースカイライン」「スカイライン神」と崇められるショーン・モリス氏と小菅ヤスカ氏率いるトップランクUSAで、GT-Rをはじめとした日本製スポーツカーを数多く輸入している会社です。

 R’s Dayには、カリフォルニア州のサーキット、ウィロースプリングスインターナショナルモータースポーツパークにR32/R33/R34、そして初めてアメリカで新車として正規販売された左ハンドルの35GT-Rを含めて合計80台以上が集まって走行会が開催されました。

 そのR’s Dayの翌日に開催された「オープンハウス」には、米国と日本から「R」に関わるスゴイ人達が集まり、アメリカ全土から2500人が参加。

 日産からは「GT-R」や「フェアレディZ(米国:Z)」を手掛けるチーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志氏。さらに、GT-Rチューニング界のカリスマといわれる「Mine’s(マインズ」の新倉通蔵氏とヘッドメカニックの中山氏。

 世界的にその名を知られる「GReddyUSA」代表住野ケンジCEO。奈良県からは日本一のGT-Rレストア技術を誇る「Garage Yoshida」の吉田社長夫妻も駆けつけました。

 そのほか、フォーミュラドリフトなどで活躍中のレーサー、Dai Yoshiharaこと吉原大二郎氏、世界的ミニカーデザイナーのジュン・イマイ氏(KAIDO HOUSE)。

 そして、クルマ界以外からもビッグなゲストが参加しました。

 映画ワイルド・スピードシリーズに出演し、日本にも多くのファンがいる「ハン」ことサン・カン氏も来場。

 サン・カン氏はGReddyとのコラボで製作した1973年式240ZをベースにRB26に換装した「Fugu Z」のオーナーとしても知られています。

■超激レアな「NISMO 400R」も登場した「R's Day」とはどんなイベント?

 R’s Dayは2016年にラグナ・セカで開催されたのが始まりです。

 以降2019年まで毎年開催されていましたが、コロナ禍にとって2年連続で中止となり、2022年5月に3年ぶりに開催されました。

 1952年に建設された全米で最も古い歴史を持つサーキット「ウィロースプリングス」には久しぶりの開催を待ちわびていたGT-Rオーナーやファン、チューナーたち300名以上が来場。

 トラックを走るために登録されたGT-Rはなんと80台。前回2019年が35台だったことを考えると2倍以上に増えています。

 コロナ禍の2020年春からの丸2年でGT-R人気が急騰したことも考えられます。トップランクUSA代表小菅ヤスカ氏は以下のように話します。

「2年間開催できなかったこともあって、R’s Dayに来場された皆さんからは『開催してくれてありがとう!』と感謝の言葉を多数いただきました。

 前回から参加台数が2倍以上に増えた理由は、やはりGT-Rそのものの人気が上昇していることにあると思います。

 アメリカのクルマ好きの間でGT-Rの知名度は非常に高いのですが、25年ルールで合法的に輸入できることを最近知ったという人もいます。

 日本製スポーツカーがアメリカで買えるようになったことを知って、所有することにそれほど興味がなかった人も関心を持つようになりました。

 ポルシェもいいけど、日本車もいいよね、そんな感覚で購買層が広がったことが、アメリカにおけるGT-R人気を支えて、今回のR’s Day参加台数を倍増させた理由のひとつだと思います。

R's Dayの2日目はR32/R33/R34、R35を含めて合計80台以上が集まった走行会が開催された(撮影:Hailey Magoon[@haileymagoon ])R's Dayの2日目はR32/R33/R34、R35を含めて合計80台以上が集まった走行会が開催された(撮影:Hailey Magoon[@haileymagoon ])

 また、日本と米国でのGT-R人気について次のように話しています。

「1989年発売のR32は2014年に解禁になっていますが、1995年発売のR33は2020年に解禁となり、今、着々とアメリカに輸入される台数が増えています。

 日本ではボディが大きくなったこともあって、32や34ほどの人気はありませんでした。

 しかし、体の大きなアメリカ人にとっては、グランドツアラーとして長距離を快適に走れるGT-RとしてR33は日本よりも人気があると感じています。

 また、今回のR’s Dayには現在のところ米国にはわずか1台しか入っていないR33をベースとした『NISMO 400R』の参加もあり、非常に盛り上がりました」

※ ※ ※

 なお、R’s Dayにはマインズを中心とする日本のGT-Rレジェンドたちが総力を挙げて作り上げた「ビルドバイレジェンド」プロジェクトによるR32スカイラインGT-Rの1号車も展示。

 1台4000万円というスーパーカー並みの価格に見合う強いオーラを放って会場の注目を集めていました。

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