軽の質感超えた!? 日産新型「サクラ」はコスパ良し! 軽EV購入したい? 躊躇するもっともな理由とは
くるまのニュース / 2022年6月4日 11時50分
日産が軽自動車のEVとして新型「サクラ」を2022年夏に発売します。新型サクラを購入したいという人はどれだけいるのでしょうか。
■新型軽EV「サクラ」購入したい?
日産が軽自動車のEVとして新型「サクラ」を発表。2022年夏に発売されます。
2010年に初代が発売された「リーフ」は、グローバルで累計50万台以上を販売(初代・2代目)するなど、EVをリードするモデルとして君臨しており、さらにクロスオーバーSUVの新型「アリア」と新型サクラが登場し、日産EVのラインナップが拡大しています。
以前よりもEVは身近な存在になりつつありますが、軽自動車という扱いやすいサイズで登場した新型サクラによってさらに普及が進みそうです。
そこで、SNSでアンケートを実施。新型サクラを購入したいと思う人はどれくらいいるのでしょうか。
「新型サクラを購入したいと思いますか?」と質問したところ、「購入したいと思う」が43.6%、「購入したいと思わない」が56.4%という結果になりました。
購入したいと思う回答者が意外にも多くみられましたが、その理由として、「ガソリン代を気にせず乗れる」「補助金が受けられるから」「総合的に考えるとコスパが高い」など、昨今高騰しているガソリンや、補助金制度、コストパフォーマンスについての意見が寄せられています。
新型サクラはバッテリーEVであることからガソリンを給油する必要はありません。
また、消費税込233万円からという車両価格は軽自動車としては高額ですが、国から最大55万円の補助金を受けられるほか、東京都の場合は45万円の補助金もあり、100万円ほどの優遇措置を受けられる可能性もあります。
最近の軽自動車は総支払い額が200万円を超えるモデルもあり、そう考えると新型サクラはガソリンの軽自動車とあまりかわらない価格で購入することができそうです。
ほかにも、「軽自動車の電気自動車は、通勤、買い物などとても便利」「長距離はほとんど走らないし、自宅で充電できる」「歳を取って行動範囲が狭まったら非常に便利な一台だと思う」などのコメントもありました。
新型サクラは1充電当たりの航続距離が180kmと、322kmから450kmの走行が可能なリーフよりかなり短いものの、毎日の走行距離が決まっている通勤や近所への買い物など、日常の足やセカンドカーとして利用するのであれば問題なく使えそうです。
さらにデザインに関する声も挙がっており、「内外装(とくに内装)が軽のなかでもダントツのクオリティではないだろうか」「デザインも良く、ボディカラーも豊富に選べる」など、質感の高さを評価する回答者もいました。
その一方で、購入したいと思わないという回答者は、「遠出する用途に合わないから」「航続距離が生活スタイルと一致しない」「北海道での長距離移動には対応できない」など、航続距離の短さを指摘しています。
また、「自宅に充電出来る環境がないと難しい」「自宅近くに充電設備が無い」「充電時間が長い」などの充電に関する課題も見受けられ、地域や住環境によってはEVの購入を躊躇する人も多そうです。
※ ※ ※
新型サクラの実質的な価格はガソリン車の軽自動車と変わらないレベルになったとはいえ、航続距離の短さや充電インフラの問題が立ちはだかっています。
昨今は各社からさまざまなEVがラインナップされており、普及率も徐々に上がるなか、インフラの整備がカギを握っているといえるでしょう。
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