新型高級SUVに「銀色みたいな白」誕生!? 2022年秋発売「CX-60」向けにマツダが新色を開発
くるまのニュース / 2022年6月11日 19時10分
マツダは、2022年秋に国内発売予定の新型SUV「CX-60」など次世代モデル向けに新しいボディカラー「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を発表しました。
■目指したのは「手塗りみたいな塗装」!? ピュアな白と金属質感を両立
マツダは2022年6月10日、特別塗装色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を開発したと発表しました。
雑味のないピュアな白さと、粒子のきめが細かく、面による陰影表現を際立たせる金属質感を両立させたといいます。
新しいボディカラーであるロジウムホワイトプレミアムメタリックは、マツダ独自の塗装技術「匠塗(TAKUMINURI:たくみぬり)」による特別塗装色です。
匠塗とは、熟練職人が手塗りしたような精緻で高品質な塗装を、量産ラインで実現するというマツダの塗装技術を指します。
マツダの「カラーも造形の一部」という思想に基づき、新しいカラー表現やそれを実現させる塗装技術として開発されました。
匠塗のラインナップとしてはこれまで「ソウルレッドクリスタルメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」を開発。すでに各市販モデル向けの特別塗装色として設定しています。
今回のロジウムホワイトプレミアムメタリックが、匠塗の第三弾カラーとなります。
ロジウムホワイトプレミアムメタリックは、これまでの匠塗をさらに進化。優れた表現性を持つカラーを、クリア層、反射層、カラー層(発色層)の三層のみで量産化することに成功しています。
カラー層(発色層)には、新開発の白色顔料で絹のようなきめ細かな白さを表現しました。
反射層には、極薄の高輝度アルミフレークを含んだ塗料を、均一な厚みになるように精密に塗装した後、乾燥過程で体積を大幅に収縮させる手法を採用しています。
一般的な反射層の約15分の1である約0.5ミクロンにまで極薄化した塗膜の中に、職人が手塗りしたかのような、アルミフレークが一定間隔で平滑に並んだ状態を形成し、光の当たる面全体が強く輝くリアルな金属質感を表現させました。
アルミフレークひとつひとつを均一に分散しながら、アルミフレークの角度をボディ曲面に並行に沿わせることで、明度の高い白であっても、艶やかさと光が当たった時の陰影感を演出しています。
※ ※ ※
マツダによると、白系のボディカラーは下地が透けやすく、他の色より塗膜が厚くなる傾向にあるといいます。
今回新開発された顔料の採用により、マツダの既存白系色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」に対し、塗膜の厚さを従来比で約30%削減させることができました。
結果、省資源化や生産工程でのCO2排出削減にも貢献するとマツダでは説明します。
新色ロジウムホワイトプレミアムメタリックは、2022年夏の欧州を皮切りに発売を開始する予定の新型SUV「CX-60」をはじめとして、ラージ商品群の各モデルを中心に順次展開していく予定となっています。
なお新型CX-60は、日本では2022年秋から販売される予定です。
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