「車中泊したい!」ならこのクルマ! 「これは部屋か!?」車内が即ベッドになる新型車 3選
くるまのニュース / 2022年6月18日 6時10分
車中泊ブームのなか、次に乗り換えるなら車中泊しやすいクルマをと考える人も多いはず。いま新車で買える「車中泊におススメ」の3台をご紹介します。
■「車中泊勢」のツボを押さえた快適・便利な新型車 3選
クルマの車内で寝泊まりする「車中泊」がいま、新しい旅のスタイルのひとつとしてブームを迎えています。
本格的なキャンピングカーでなくても、愛車のシートを倒せば誰でも気軽に試すことができるのが良いところです。しかし一度車中泊を試してみると、欲も出てくるというもの。
そこで今回は「次の乗り換えで考えたい」いま新車で購入可能な「車中泊に向いたクルマ」3選をお届けします。
●不人気!? 8人乗り仕様にあえて注目! トヨタ「ノア/ヴォクシー」
2022年1月にフルモデルチェンジを果たしたトヨタのミディアムクラスミニバン「ノア」とその兄弟車「ヴォクシー」。
全長4.7メートル級の街中でも扱いやすいサイズのなかに、広く快適な空間を持つ3列シートをレイアウトし、ファミリー層を中心に絶大な支持を集める人気モデルです。
近年は、2列目席を左右独立式のキャプテンシート(2人掛け)とした7人乗り仕様が人気の中心となっていますが、車中泊勢ならベンチタイプの3人掛けシートを持つ8人乗り仕様に注目すべきです。
新型ノア/ヴォクシーで車中泊をする場合、前後のシートをつなげフラットに寝かせてベッド代わりに使うわけですが、キャプテンシート仕様では左右席の間にすき間ができてしまいます。
通常時は3列目への移動がしやすいメリットもあるキャプテンシートですが、車中泊では大きなデメリットが生じます。
購入時はこの点を踏まえ、販売店の展示車で実際にシートを倒してみるなどして、寝心地を確かめてみることをおススメします。
●最初から車中泊狙いの設計! ホンダ「フリード+」
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」は、先に挙げたノア/ヴォクシーよりもふたまわりくらい全長が短い4.3メートル級の車体ながら、しっかり3列シートレイアウトを実現した買い得感の高いモデルです。
しかし車中泊を楽しみたいなら、2列シート版「フリード+(プラス)」が絶対のおススメとなります。
フリード+は、単にフリードから3列目席を取り外しただけのお手軽なモデルではありません。
セカンドシートより後ろの部分は完全に別設計とし、低床で四角く広々した荷室を再構築。テールゲートまで別物とした仕様となっています。
さらに荷室を上下2段に分割するボードを設置し、かさばる荷物の2段積みを可能としました。
また荷室のボードは、後席(セカンドシート)を前倒しした際に一体化するよう設計されています。
後席を倒しフロントシートを最前端まで倒した状態にすれば、身長180cm超えの大人2名が就寝できるフラットな床面が現れます。コンパクトなフリード+でこの広さは感動ものです。
この“ベッド”にぴったりとハマるダブルベッドサイズの純正アクセサリー「ラゲッジマルチクッションマット」(2万2000円)も用意されるなど、ホンダには「車中泊のガチ勢」がいることがわかる、非常に凝った造りを実感できるはずです。
●純正アクセサリーで車中泊を実現! トヨタ「カローラクロス」
ブームの波に乗り、大型の本格派四輪駆動車「ランドクルーザー」から、都会派の高級仕様「ハリアー」、コンパクトな「ライズ」に至るまで、フルラインナップでSUVを用意するトヨタ。
そんななかで、歴史ある大衆車ブランド“カローラ”を名乗り、2021年9月に誕生したコンパクトSUVが「カローラクロス」です。
カタログ燃費26.2km/L(WLTCモード)の低燃費性能を誇る優秀なハイブリッドシステムは他のカローラ譲りですが、室内や荷室空間の広さはシリーズのなかでも随一。SUVスタイルを採用した利点を活かした設計となっています。
値段も約200万円から320万円と、近年の売れ筋ど真ん中の価格帯で、多くの人が求めやすい設定で、発売早々人気を集めています。
カローラクロスの荷室の奥行きは、リアシートを折りたたんだときに約1885mmを確保。大人でも寝ることができそうなサイズだとわかります。
ただし実際のカローラクロスの荷室をみてみると、後席を倒した際には荷室の床面と段差が生じ、そのままでは寝ることができません。
しかしトヨタ社内にも「車中泊のガチ勢」がいるのでしょうか。
荷室段差をフラットに整える純正アクセサリー「ラゲージアクティブボックス」(消費税込価格 2万8050円)という強い味方が、販売店オプションとして用意されています。
耐荷重は約130kg。大人1人+子どもくらいの車中泊には問題ない性能を有しています。
上下二段式とすることで、荷室の限られたスペースをさらに有効活用できるのも、なにかと荷物が多くなる車中泊勢にはうれしいところです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【2024年】新型ミニバンおすすめ全15車種を紹介! ミニバンの選び方や購入時の注意点も解説
MōTA / 2024年5月2日 18時30分
-
ホンダ新型「ヴェゼル」発売! フラットな荷室で“車中泊”できる!? 斬新すぎるレイアウトがスゴい!
くるまのニュース / 2024年5月1日 10時10分
-
トヨタが全長5m「ラージSUV」展示! 快適な“車中泊”出来る!? 後席も超良い! 17年ぶり復活「エステート」のアウトドア仕様とは
くるまのニュース / 2024年5月1日 7時10分
-
パカッと開く「ルーフテント」何が”良い”? ミニバンに装着で「最高に丁度いい」!? “本格キャンピングカー”以上に好まれる「理由」とは
くるまのニュース / 2024年4月28日 18時10分
-
トヨタが「新型SUV」実車展示! 大人2人余裕な豪華「車中泊仕様」のランクル250!? 注目度高い
くるまのニュース / 2024年4月22日 17時10分
ランキング
-
1「スナップえんどう」の筋取りが、お家にあるアレを使うだけで簡単キレイに!驚きのアイデアに「目からウロコ」「見ていて気持ち良いー!」
まいどなニュース / 2024年5月6日 15時45分
-
2PTA活動でおなじみ「ベルマーク」ってなに? 集めるとどうなるのか解説
マイナビニュース / 2024年5月8日 7時0分
-
3【実食レビュー】セブンイレブン、お値段そのまま「人気商品増量フェア」増量の具かぞえてみた - 2倍量、3倍量の“こんもり”盛り付けにテンション上がるぅ!
マイナビニュース / 2024年5月8日 16時16分
-
4出張族が1万円以内で安く泊まるには? インバウンドと国内需要回復でホテル高騰
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月8日 9時26分
-
5「電通でも残業60%減」を実現したシンプルな原則 付け焼き刃の対策より「経営者の覚悟」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月8日 10時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください