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「いつも写り悪い…」を解消できる? 免許写真ってカラコンOK!? 逆にNGな写真とは?

くるまのニュース / 2022年6月17日 14時10分

身分証としても使用する運転免許証は、少しでも写りの良い写真を使いたいものです。では、目を大きく見せるためのカラコンは用いても問題ないのでしょうか。

■免許写真ってカラコンOK?

  クルマの運転に必要な運転免許証は3年、5年など定期的に更新が必要です。

 免許証は身分証としても利用することができ、更新まで長い期間利用するため、写真は良い写りのものを使用したいものです。

 最近では写真の持ち込みも可能となり、自身の気に入った写真を用いることができました。

 では、免許証の写真は写りを良くするために、目を大きく見せるカラーコンタクトレンズ(カラコン)をつけた写真でも問題ないのでしょうか。

 免許証の持参する写真はルールが細かく定められており、道路交通法施行規則では以下のように定められています。

・写真サイズは縦3cm×横2.4cm
・無帽、正面、上三分身、無背景
・帽子をかぶっていないこと(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く。)
・正面を向いていること
・上三分身(胸から上〜頭頂部まで写っているもの)
・無背景であること
・申請前6ヶ月以内に撮影したもの

 このほか、顔が正面を向いていない、明るすぎて顔が分からない、目を細めたり閉じているなど、各都道府県警察の持参写真の案内に不適切な写真例が掲載されています。

 不適切な写真例には、カラコンについての記載はありませんが、使用しても問題ないのでしょうか。

 これについて、運転免許センターの担当者は以下のように話します。

「カラコンは種類によりますが、本人の目の色と近ければ良いです。

 ただ、青や明るいグレーなど本人の目の色と程遠く、本人との一致ができない場合は持参いただいてもお断りしています」

 熊本県警察の場合では、「運転免許申請用写真におけるカラーコンタクトレンズ等の使用について」という資料で、以下のように記載されています。

「カラーコンタクトレンズやサークルレンズを使用して撮影された写真、または画像編集で加工され、カラーコンタクトレンズやサークルレンズと疑われる写真については使用をお断りさせていただきます」

 資料のカラコンの例では、「レンズ全体に色がついた状態で顔の印象が大きく変化するもの」「サークルレンズやディファインレンズのようにコンタクトレンズや模様、縁取りがあるもの」があげられています。

 このように、運転免許証の写真はあくまで本人の証明としての写真であるため、大きく印象が変わるようなものは避けた方が良いといえます。

 とはいえ、利用する地域によっても異なるため事前に確認するのが良いでしょう。

※ ※ ※

 このほか、免許証の写真の写りを良くするために「写真の背景色を変える」というのも方法のひとつです。

 免許センターなどで撮影される写真の背景色はブルーですが、持ち込む場合は単色・無柄であればブルーでなくとも問題ありません。

 実際に、過去日産では背景色がピンクの証明写真を撮影できるというキャンペーンを行ったこともあります。

 免許写真の背景について前出の担当者は以下のように話します。

「背景色はブルーでない色でも問題ありません。

 ただし、グラデーションなど単色でないものは避けて下さい」

 持参写真の不適切な写真例では、景色などが写っている、顔の輪郭や衣類などが背景と同化している、背景が壁紙の模様やカーテン模様、壁の木目になっているなどが挙げられています。

 背景色に関しても地域によって異なる場合もあるため、事前に確認すると良いでしょう。

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