1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ダイハツ「コペン」皆に愛され20歳! 「かわいくってしょうがない!」 未来は…?

くるまのニュース / 2022年6月22日 9時40分

ダイハツが「コペン20周年説明会」を開催、軽オープンが歩んだ20年の歴史を振り返るとともに、これからについても説明がなされました。

■「ハタチのコペンをお祝いしよう!」ダイハツがコペンの“聖地”で20周年説明会を実施

 2022年6月19日、ダイハツは同社の軽オープン「コペン」について、「コペン20周年説明会」を「Copen Local Base Kamakura(コペンローカルベース鎌倉)」(神奈川県鎌倉市)にて開催しました。

 最初に登壇したのは、ダイハツ工業株式会社 取締役 営業CS本部長 武田 祐介さん。「コペンの20回目の誕生会に参加頂き、ありがとうございます」との声で説明会がスタートすると、「コペンは2022年6月19日をもって、めでたく生誕20年を迎えることができました」と、オーナーや、コペンを愛するすべての人に向け感謝の言葉が述べられました。

 続いて「ハイゼット」や「アトレー」、「ロッキー ハイブリッド」や「ミラ イース」などの紹介を交えながら、そうしたダイハツの数あるラインアップのなかで「コペン」という存在は、「人々の心を豊かにしてくれる、とても大切な存在であると考えている」とし、また「モータースポーツを愛し、クルマの楽しさを追求されている方々にも、コペンをお選びいただいています。ダイハツとしてはモータースポーツの裾野を広げる意味でも、その草の根活動に取り組んでいきたい」と続けました。

 また、コペンローカルベース鎌倉が2022年6月26日をもって8年の歴史に幕を閉じる点に触れ、本社や生産工場「コペンファクトリー」のある大阪府池田市のダイハツ町1丁目1番地へ「聖地」を移転する計画があることを発表しました。

 さらにダイハツはこれまで、コペンでドライブやツーリングをして人生を豊かにしてもらいたいという思いを込めて「日々に、余白を。」というキーワードを用いてきましたが、20周年を機に感謝と歓びを込めて、「走り出そう。小さなクルマにロマンを乗せて」という新たなメッセージを掲げTVCMを放映するとし、その映像が公開されました。

 このTVCMは2022年6月19日から放映されています。

■20周年特別仕様車の内容は、実際のオーナーの声から誕生した!?

「コペン 20周年記念特別仕様車」の隣で笑顔のダイハツ工業 武田 祐介さん「コペン 20周年記念特別仕様車」の隣で笑顔のダイハツ工業 武田 祐介さん

 続いて、ダイハツ工業株式会社 くるま開発本部 製品企画部 部長の南出 洋志さんが、コペン20周年の歩みと20周年特別仕様車についてプレゼンテーションしました。

 南出さんは、初代コペンの5万8000台、現行コペンの2021年末までで3万5000台という販売実績や過去の特別仕様車、初代から2代目への進化の歴史など振り返り、「オーナー様と共に歩んできた20年でした」と感謝を述べました。

「コペン20周年説明会」の資料「コペン20周年説明会」の資料

 さらに、「20周年特別仕様車に関しても、オーナー様の期待に応えるべく開発を進めてきました」とし、「オートサロン」や「モーターショー」、コペンローカルベース鎌倉などで実際にオーナーたちとの会話を重ね、そうしたなかから「上質」をキーワードに今回の特別仕様車を開発したといいます。

 そしてその20周年特別仕様車については、「コペン Cero(セロ)」をベースに初代の車名ロゴエンブレムを随所に配置したことや、日本の四季をイメージしたアイボリーホワイトを基色とするその内装、初代コペン以来となる本革シートの採用など、実際のオーナーの要望が大きく反映されたことが語られました。

「コペンに詰まった匠の技の結晶を、見て触れて乗って感じていただくとともに、引き続きコペンを愛していただければと思います」(南出さん)

■コペンのこれからは、どうなる!? ダイハツ開発者が想いを語った

 その後の質疑応答では、コペンの今後についての質問も飛び出しました。
 
 これについて武田さんは、「コペンはお客様にとっての夢も、ダイハツの夢も載せる大切なクルマですので、ずっと続けたいと思っています。お客様にとってもそうですが、私どもとしてもかわいくってしょうがないクルマなんです(笑)」と回答。

 2025年12月から、継続生産車にも適応される衝突被害軽減ブレーキの装着義務化に関して、南出さんは「小さなクルマなので設計的にも厳しいところがあるのですが、ダイハツ社内にもコペンを愛する開発者が多くいます。なんとかしたいと思って、頑張っているところですので、あまり詳しいことはいえないのですが、お待ちいただければ」としました。

「コペン 20周年記念特別仕様車」を見つめながら話すダイハツ工業 南出 洋志さん「コペン 20周年記念特別仕様車」を見つめながら話すダイハツ工業 南出 洋志さん

 そのほか、コペンの20年の歴史のなかでの印象的なエピソードとして、武田さんは「我々メーカーだけでなく、販売会社の皆さんにとっても、コペンはかわいくってしょうがない(笑)。ツーリングやサーキットでのイベントなど、コペンを通じてほかのオーナーの皆様と仲間や友だちのようになれる、そのような経験を通じて、コペンをよりかわいいなと思うようになりました」といい、また南出さんは「イベントなどを通じてオーナー様と交流をする機会が多いのですが、ものすごく遠いところから、1000km以上も自走してイベントに参加される方が多くいらっしゃって、そのたびに驚きます。そのような声を聞くたびに、クルマを作っている我々としては、愛していらっしゃるクルマにトラブルがないように、ちゃんと作っていかなければいけないな、という気持ちになります」と話しました。

アイボリーカラーが印象的な本革製スポーツシートには、コペンの初代ロゴが加工されているアイボリーカラーが印象的な本革製スポーツシートには、コペンの初代ロゴが加工されている

 今回のイベントで初公開された「コペン 20周年記念特別仕様車」には、以下の専用アイテムが装備されます。

●コペン20周年記念特別仕様車特別装備
・20周年記念特別仕様車専用 MOMO製本革巻ステアリングホイール
(メッキオーナメントシルバー加飾、アイボリー加飾付)
(7速スーパーアクティブシフト付CVT車はパドルシフト付)
・20周年記念特別仕様車専用 自発光式3眼メーター
(シルバーリング付、コペンロゴ付ブラック盤面、針赤)
・本革巻シフトノブ
(7速スーパーアクティブシフト付CVT車はマニュアルモード付)
・20周年記念特別仕様車専用 エンブレム
(フロントダイハツマーク、リヤ20周年記念ロゴ・専用車名ロゴ)
・20周年記念特別仕様車専用 スカッフプレート
(運転席側シリアルナンバー入り)
・20周年記念特別仕様車専用 Bi-Angle LEDヘッドランプ
(LEDクリアランスランプ、オートライト付、ブラックエクステンション加飾)
・20周年記念特別仕様車専用 アイボリーインパネガーニッシュ
(20周年記念エンブレム付)
・20周年記念特別仕様車専用 本革製スポーツシート
(アイボリー、コペンロゴ入り)
・BBS製鍛造16インチアルミホイール(COPEN専用デザイン)
・20周年記念特別仕様車専用 メッキアウターハンドル
・20周年記念特別仕様車専用 ドアトリム〈合成皮革製インサート・アイボリー〉
・20周年記念特別仕様車専用補強(フロントブレース)
・メッキインナードアハンドル/メッキパーキングブレーキボタン/メッキエアコンレジスターノブ
・フロントスーパーLSD(5MT車のみ)

 この特別仕様車は全国限定1000台で、ボディカラーは9色、トランスミッションは5速MTと7速スーパーアクティブシフト付CVTから選択可能です。

 2022年6月20日から先行受注を開始しており、価格は2022年9月の発表時に公表される予定です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください