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「プリウス式シフト」が進化!? 新型ノアヴォク搭載の「電制シフト」とは? 新型ステップワゴンの「ボタン式シフト」より良い!?

くるまのニュース / 2022年6月22日 11時10分

ホンダ新型「ステップワゴン」の一部モデルに搭載されている「ボタン式シフト」について、ユーザーからは賛否の声が多く寄せられています。その一方で、ほかのミニバンには「電制シフト」が多く見られ、トヨタ新型「ノア/ヴォクシー」にも一部採用されています。具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

■プリウス式から進化!? 新型ノアヴォク搭載の「電制シフト」とは?

 2022年5月26日にホンダ新型「ステップワゴン」が発売されました。

 なかでも賛否が集まっているのは、2リッターハイブリッド車「e:HEV(イーエイチイーブイ)」に採用されている専用の「エレクトリックギアセレクター」、いわゆる「ボタン式シフト」です。

 従来ではレバー式のシフト操作でチェンジしていたものが、ボタンひとつで操作が可能に。

 これについて、ユーザーからは「今どきな感じ」と肯定的な意見の一方で、「慣れそうにない」とネガティブな印象を持ったユーザーもいるようです。

 そんななかライバルとして挙げられる、トヨタのミニバン車種の新型「ノア/ヴォクシー」には、オプションによって「エレクトロシフトマチック」、いわゆる「電制シフト」の採用がみられます。具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

 電制シフトというと、2003年にトヨタ「プリウス」の2代目に搭載されたことで当時話題となり、「プリウス式」とも呼ばれはじめていました。

 そんななか、新型ノア/ヴォクシーのハイブリッド車には、パノラミックビューモニターと、パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)を選択した場合にオプションで、プリウスのような電制シフトが設定されます。

レバーは上に向かって細くなり、かつ反ったようなデザインが採用されました。

 持ち手部分が上部に取り付けられ、その下には「P」のボタンに続き、「R」「N」「D」「B」の文字が記載されています。

 電制シフトの使用方法について、トヨタモビリティ東京の公式YouTubeで公開されており、例えば、発進する際について以下のように説明されています。

「パーキングブレーキを解除して、ブレーキペダルを踏みながらDの位置にして一息置いて手を離せばDレンジに入ります」

 シフトを記載のある矢印の向きにチェンジし、手を離すことでDレンジに入り、これで前進することが可能となっています。

 このほか、駐車する時は持ち手の操作はおこなわず、Pボタンを押すことで駐車になります。

 前方車との距離が縮まりそうな時に減速するなどエンジンブレーキをかける時は、走行中にシフトを手前に倒し手を離すとBレンジに入ります。そのまま走行中にDレンジに切り替えることが可能です。

 ただし、PレンジからBレンジには入らないようになっています。

 一般的な電制シフトと同様にシフトチェンジしてもバーが元の場所に戻るようになっていますが、コロンとしたレバー形状も多い電制シフトのなかで、持ち手が長くなっているなどデザイン性がやや異なるといえます。

 またレンジを動かすことで入ったレンジの色が点灯するので、どのレンジになったか目で確認することが可能になり、誤操作を未然に防止します。

※ ※ ※

 このほか、日産でライバル車種としてあげられる「セレナ」にもハイブリッド車の全グレードに電制シフトが採用されており、昨今では電制シフトの採用が多く見られます。

 かつてはレバー式のシフト方式が主流でしたが、時代の流れとともに徐々に変わってきているといえそうです。

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