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トヨタが「新型SUV」を世界初公開!? 青ボディ「アーバンクルーザー」の全面刷新か? スズキHV技術搭載モデルを7月1日に印で発表!

くるまのニュース / 2022年6月27日 11時50分

トヨタ・キルロスカ・モーターはインド市場にて、スズキが開発した新型SUVを2022年7月1日に発表することを明らかにしました。

■「アーバンクルーザー」の全面刷新? それとも新たな新型SUV?

 2022年6月24日にトヨタのインド法人となるトヨタ・キルロスカ・モーター(以下、TKM)は、スズキが開発した新型SUVを2022年7月1日に発表し、8月から生産することを明かしました。
 
 同時にスズキからもこの新型SUVを販売するといいますが、どのような特徴を持つSUVとなるのでしょうか。

 この新型SUVは、トヨタとスズキが2017年の業務提携以来、互いの技術を持ち寄る協業の末にに登場する新たなモデルです。

 トヨタとスズキは、インド市場において2019年にスズキ「バレーノ」のOEMとしてトヨタ「グランザ」を投入。

 さらに2020年9月には、スズキ「ヴィターラ・ブレッツァ」のOEMとして「アーバンクルーザー」を投入するなど、同市場での協業関係を築いてきました。

 また、今回トヨタが発表する数日前の6月20日にスズキのインド法人となるマルチ・スズキは、新型「ブレッツァ」のティーザーを公開すると共に同日から予約受付も開始しています。

 そのため、トヨタの新型SUVは新型ブレッツァのOEMと見られており、両モデルは、2社それぞれが開発した技術として「マイルドハイブリッド」「ストロングハイブリッド」がパワートレインとして搭載されることが明らかになりました。

 先行発表された新型ブレッツァでは、いいくつかの情報が明らかになっています。

 エクステリアは、若々しくエネルギッシュなデザインかつ圧倒的なSUVのスタンスを採用するほか、インテリアでは電動サンルーフが採用されることが予告されました。

 パワートレインは、次世代スマートハイブリッド「Kシリーズエンジン」に6速AT(パドルシフト付)を組み合わせるようです。

 トヨタの新型SUVでは、6月24日にSNSでティザー画像や動画が公開されています。

 これにより、フロントフェイスは細長い2段ライトとスクエアライトが採用され迫力あるデザインに。

 さらにグリル部分は水平基調のブラック&メッキ加飾が施されているほか、フロントバンパー下部にはメッキ調のデザインを採用することで全体的にスタイリッシュな印象を与えました。

 リアは、左右に細長く伸びたメッキ加飾や2重コの字リアコンビネーションランプを採用。

 夜間の走行シーンでは、2段ライトとスクエアライトが青白く光っている様子が見て取れスタイリッシュかつアーバンな印象を与えています。

 今回の新型SUVに関して、トヨタとスズキの両社長は次のように述べています。

 トヨタの豊田章男社長は以下のようにコメントしています。

「インド事業を地元密着で長く取り組んでいるスズキさんと新型SUVを発表できることを嬉しく思います。

 トヨタ、スズキそれぞれの強みを活かして、インドのお客さまにさまざまなな選択肢をご提供することで、CO2削減に貢献し、“誰も取り残さず”、“みんなが自由に移動できる社会”の実現を目指していきたいと思います」

 また、スズキの鈴木俊宏社長は次のようにコメントをしています。

「今回の新型SUVのTKMでの生産は、環境にやさしくお客様に必要とされるモビリティの提供を通じて、インドの成長に貢献することができるプロジェクトです。

 将来の協業のさらなる深化に向けた大きなマイルストーンであると認識しております。

 トヨタからの支援に感謝申し上げると同時に、引き続き協業による新たなシナジーやビジネスチャンスを模索してまいります」

※ ※ ※

 すでに新型ブレッツァの受注が開始されていることから、両モデルの全容は近日中に明らかになるとみられます。

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