「クルマ選びに失敗したくない!」極意は担当者選びにあり! 新車購入が上手くいくかどうかの境い目とは
くるまのニュース / 2022年7月2日 14時10分
クルマは高額で購入時の書類手続きも煩雑。そのうえ購入後もメンテナンスを行っていく必要があります。そんな時「優秀な営業担当者」がいるかどうかで、その後のカーライフも変わってきます。
■クルマ購入に関する面倒ごとを助ける「優秀な営業担当者」はどう探す!?
初めてクルマを買ったとき、そしてその後の維持についても、思った以上に手間がかかることに驚いた人は少なくないはずです。
そのとき、そばに「優秀な営業担当者」がいるかどうかで、あなたのカーライフが上手くいくかどうかが決まることをご存じですか。
クルマの購入は、検討段階から成約まで、思った以上に手間や時間がかかります。
ライバル車の比較から購入商談、制約後もローンや自動車保険の手続き、さらに手放すクルマがあるなら処分方法を考える必要も生じます。
それぞれの過程でその都度書類に記載する必要があるのに加え、住民票や印鑑登録証といった公的証明の提出も求められます。
「いくつも回るのは面倒」「どこにどの書類を持っていけば良いのかわからない」などと困ってしまうこともあります。
購入時だけではありません。購入後は点検や車検など定期的なメンテナンスも必要ですし、保険の見直しや更新も発生します。
もしも、こうしたクルマに関する面倒ごとを「この人に聞けば大丈夫!」と全部まとめて相談できる相手がいたらどうでしょうか?
※ ※ ※
新車を取り扱う販売店(新車ディーラー)では、クルマに関するあらゆることに精通したスタッフたちが連携し、購入からアフターサポートまで行っています。
その中でいちばんの窓口になるのは、担当となる営業スタッフです。
単に購入のための商談をするだけではありません。購入後も、折りに触れサポートしてくれる頼もしい存在となります。
せっかくなら、相談しやすくて優秀な営業スタッフを探したいもの。そんな担当者を見つける技を伝授します。
※ ※ ※
新車ディーラー(販売店)の営業スタッフは、扱っているメーカーのクルマの商品知識が豊富です。
加えて、自動車保険やクルマ購入の際のローンなども取り扱っているので、クルマに関するあらゆる知識とノウハウが備わっています。
さらに新車購入の際に下取り車がある場合には、査定から手続きまですべて一貫して任せられます。
乗り始めてからのメンテナンスについては、メーカーのクルマに精通した整備士が行うので安心です。
万が一の事故や故障のように、どうしていいかわからない場面に直面してしまったときも、まずは営業スタッフに聞けば、どこに連絡すればいいのか、その時に何が必要かなど教えてくれます。
営業スタッフの側からみても、クルマのことすべてを任せてもらえたほうが、よりよい対応がしやすくなるといいます。
東海地区で営業スタッフをするAさんは以下のように話します。
「整備履歴や自動車保険の内容など、愛車に関する情報をひとつでも多く把握できていたほうが、お互いにとって得られるメリットも大きいのです」
おのずと次の乗り換えに対する提案の精度もあがるといいます。
しかし、新車ディーラーは特定のメーカーのクルマを扱っているため、もし他のメーカーのクルマに乗り換えたいと考えた時には言いにくいもの。
そんな疑問に対しAさんは「乗り換えなども含めた長いお付き合いを目指して対応しています。
一番乗りたいクルマに乗っていただきたいという気持ちがありますから、その時は気にせず他で購入する旨は伝えてください」とサラッといいます。
「次の代替の際にまたチャンスもありますから」と、優秀な営業マンはあくまでもポジティブなようです。
実際、新車ディーラーのユーザーは長いお付き合いをしている人が多く、同じ営業スタッフから何台も購入している人や、世代交代しながら親子で付き合いが続いている人も少なくありません。
■相性がよい営業担当者を探すための3つの方法とは
残念ながら、相性の良くない営業スタッフも一定数存在します。人と人との付き合いである以上、仕方ない部分ではあります。
とはいえ、合わない人と何年も関わり、次にまたクルマを買い替える時にもお願いをするというのはストレスです。
自分にあった営業スタッフからクルマを購入するには、どうしたら良いのでしょうか。
最初はちょっと敷居も高く感じる新車販売店だけど…身構えすぎずにまずは訪問! 聞きたいこともぜんぶ聞いてしまいましょう[画像はイメージです]
優秀な営業担当者を探すためには、主に以下の3つの手段があります。
1.友人・知人からの紹介
2.家族の担当
3.何度も足を運んで話をする
友人・知人ならば、自分自身のこと、営業スタッフのことをわかっているので、相性なども踏まえて紹介してくれるでしょう。
紹介者がいることで、お互いに紹介者に迷惑がかかるようなことは避けたいと思うはずですから、疑問や不満が残らないよう、納得がいくように話を進めていきましょう。
2番目の「家族の担当」とは、親兄弟など家族が乗っているクルマを担当する営業スタッフを指します。
担当者なら、すでに家族構成の把握もできているでしょう。
家族のクルマを代わりに持ち込んだりして、あなた自身が何度もショールームへ行ったこともあるかもしれません。
ショールームの印象やスタッフの顔もわかるため、初めて行くお店よりは安心感があると思います。
営業スタッフもその他のスタッフも「あの客の家族」とわかるだけで、話をしやすい印象を与えます。
家族の自動車保険やJAFの加入状況なども把握しているので、無駄な提案を省くこともできます。
何より、家族のサポートが得られることが一番大きいでしょう。
一方で3番目のケースのように、新車ディーラーに対し特にコネクションがないこともあります。
そんな場合でも、何度も足を運んで新型車を見たり、試乗をしたりと営業スタッフと会う回数を増やすことでお互いを知っていくことができます。
その際には、疑問に思ったことなどを質問してみれば、営業スタッフの商品知識もわかりますし、質問への答え方などで人となりも見えてきます。
わからないことを誤魔化そうとせずに、誠意を持った対応をしてくれるか否かもチェックポイントです。
前出のAさんは、その他にも見ておくと良いポイントについて教えてくれました。
「来店されている他のお客様をそれとなく観察してみることをお勧めします。
クルマに関係する様々な要件で来店しているお客様は、商談や整備など、内容によって対応するスタッフも変わりますし、スタッフがつかない時間もあります。
他のお客様の話をしている様子や待ち時間の表情などから、購入後のイメージも湧きやすいかもしれません。」
※ ※ ※
新車購入は、その後のメンテナンスも含めて、長いお付き合いのスタートでもあります。
大きな買い物である分、関わってくる人も増えてきます。だからこそ、一番の窓口になる人は心を許せる人を見つけてほしいところです。
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