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車好きレーサーがスバル新型「BRZ」をオリジナルエアロでカスタム!「タクティ」仕様がカッコ良すぎる!

くるまのニュース / 2022年7月4日 11時10分

スバル新型「BRZ」向けのエアロパーツを、スーパーGTドライバーの井口卓人選手が手掛けました。一体どのようなカスタムカーに仕上がっているのでしょうか。

■レーシングドライバーならではのこだわりを詰め込んだ!

 トヨタ新型「GR86」とスバル新型「BRZ」は、どちらも市販車のなかでは手が届きやすいスポーツカーとして人気が高く、レースやドリフト、ラリー、ダートトライアルなどさまざまなモータースポーツで活躍をしています。

 なかでもBRZは、新型にモデルチェンジした2021年のデビューイヤーに、「スーパーGT」でシリーズチャンピオンを獲得するという活躍をみせました。

 スーパーGTでBRZをドライブする井口卓人選手は、大のクルマ好きとしても有名。代々乗ってきたクルマはホイールを変えたり、車高を落としたり、エアロを組んだりと、何かしら手を入れてカスタマイズをおこなってきたそうです。

「思えばちょっとやんちゃな時代もあった」といいますが、いまは大人になったことで、シックで落ち着き感のあるカスタムを楽しんでいるとのことです。

 そんな井口選手の思いを形にしたのが、2022年3月に東京スバルとコラボレーションした、スバル「レヴォーグ タクティ スペシャルエディション」でした。

 このときは、STI製のエアロやエンケイ製のホイール、プローバ製モーションコントロールビームなど、見た目と走りを両立させながらディーラーで販売する特別車としてのモデルでした。

 井口選手のなかでは「車高は落としたかった」という思いがあったようですが、ディーラーで販売するということで安全、安心は担保しなくてはいけませんし、レヴォーグに搭載された最新の各種電子デバイスとの兼ね合いなどもあり実現には至りませんでした。

 そのときに井口選手は「第2弾も計画中です」といっており、その第2弾がいよいよ登場することとなります。

 今回は、井口卓人選手が取り組む「タクティプロジェクト」のなかのひとつ、「タクティデザイン」として、新型BRZに向けてオリジナルエアロを中心にしたパーツがそろいました。

 エアロとして、フロントディフューザーやサイドディフューザー、フロント&リアのオーバーフェンダー、トランクスポイラー、リアディフューザーを装着。

 フロントディフューザーは新型BRZ純正バンパー形状に合わせてフロント側を少し延長し、カーボンのつなぎ目がない1枚張りで作り上げています。

 通常ならば下に巻き込んだところなどに分割線があり、別張りになっていることが多いのですが、分割線のない美しいラインを見せています。これは井口選手が一番こだわった部分でもあります。

■ロー&ワイドのスポーツカーらしいスタイリングを実現

 サイドディフューザーは、単純なまっすぐなラインではなく、立体感のあるデザインが施されました。そこからつながるリアディフューザーは、マフラーの出口を取り囲むようなデザインとなったほか、フィン形状も作られており整流効果が高そうです。

井口卓人選手とオリジナルエアロでカスタムしたスバル新型「BRZ」井口卓人選手とオリジナルエアロでカスタムしたスバル新型「BRZ」

 マフラーは、フジツボ製のマフラー「A-R」をベースに、テール部分を17mmほど延長。チタンの焼き色を見せつつ、上部にはフジツボのロゴ、サイドにはタクティエンブレムが配されています

 なお、出口は直径101.6mmのスラッシュカットとなり、低音が心地良く響く、大人の音質に仕上げました。

 さらに、トランクスポイラーはボリュームのあるダックテール形状をチョイス。エンド部分を少し立ち上げてガーニーフラップのようにして、ダウンフォースを得る形状になっているのも見逃せません。

 フロント&リアのオーバーフェンダーは片側約8mmとなり、もちろん車検対応です。これを装着することで、純正よりもワイドなタイヤホイールを履かせることが可能になります。

 今回ホイールはBBS RI-A(18×8J+45)に、ワイドトレッドスペーサー15mmを入れてツライチに仕上げています。ここは緻密に計算をしてばっちり収まるサイズに仕上げたそうです。

 タイヤはブリヂストンのポテンザS007(235/40R18)を組み合わせました。

 また、レース業界やチューニングカーからの支持も高いHALspringsとともに開発したスポーツサスキットにより30mmダウンが施されており、見た目もロー&ワイドのスポーツカーらしいスタイリングになっています。

 ノーマルのショックにHALspringsのバネを組み合わせて乗り心地も良く、ハイトアジャスターを挿入することで純正比-10mmから-30mmの間で調整することも可能です。

 エンジンルームにはプローバが製作中のモーションコントロールビームが装着されていますが、まだテスト段階で最終的な取り付け位置などは検討中だそう。その一環でフロントストラットにつなぐ形状でのテストをおこなっている最中だそうです。

 室内は、レカロスポーツスターのレザーとパンチングアルカンターラ仕上げが大人の上質感を醸し出しています。

 2022年夏の販売を目安に、現在、生産工場や販売代理店との交渉が進められているところだそうです。

 ちなみに予定価格は以下のようです。

・フロントディフューザー:カーボン素地13万2000円/塗装済み17万6000円
・サイドディフューザー:カーボン素地11万円/塗装済み13万2000円
・フロント&リアオーバーフェンダー:ABS樹脂製 素地7万4800円/塗装済み9万6800円
・トランクスポイラー:カーボン素地8万8000円/塗装済み11万円
・リアディフューザー:カーボン素地13万2000円/塗装済み15万4000円
・HALspringsスポーツサスキット:9万2400円
・フジツボ製エキゾーストシステム:17万7100円

 これらパーツは、東京スバルのカスタマイズ部門である「スバルカスタマイズショップ立川」などでも取り扱えるように調整しているとのこと。

 新型BRZオーナーにとって、販売が待ち遠しいパーツばかりなのではないでしょうか。

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