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トヨタ「ランドクルーザー79 テント泊仕様」がスゴい!タフ顔「オーバーランダー」に注目! 新「車旅」のカタチとは

くるまのニュース / 2022年7月14日 16時10分

自然の絶景のなかをクルマで走りながら、気ままに野営をするライフスタイル「オーバランド」。その世界観を完全に再現したトヨタ「ランドクルーザー79」が存在します。どのような特徴を持ったモデルなのでしょうか。

■これがリアルなカタチ! トヨタ「ランドクルーザー79」 オーバランド仕様とは?

 近年、徐々に人気が高まっている「オーバランド」。その世界観を完全に再現したトヨタ「ランドクルーザー79」(ピックアップトラック)が存在します。
 
 どのような特徴を持ったモデルなのでしょうか。

 2015年に日本での販売がなくなってからも、ランクリストたちからの圧倒的な人気を誇るランドクルーザー70系。

 その希少価値にプレミア価格が付いて、300系より高い車両も存在するくらいです。

 世界中のオフロードで活躍するランドクルーザー70系ですが、その舞台のひとつがオーストラリア。

 アウトバックと呼ばれる荒野が国土の大半を占める同国では、優れた悪路走破性を持つオフロード4WDが必要だからです。

 2018年に生産されたランドクルーザー(シリーズ全体)は37.9万台でしたが、そのうち4.6万台がオーストラリアを含むオセアニアに輸出されました。この台数は、アジア諸国に輸出された総数を超えるものです。

 オーストラリアといえば、昨今日本でも注目されているクルマ旅のスタイル「オーバーランド」発祥の地でもあります。

 本来、遊牧民の移動のスタイルであった移動のスタイルを、クルマに合わせた現代的なスタイルにアレンジしたオーバーランド。

 目を奪われる自然の絶景のなかを走りながら、気ままに野営をするライフスタイルは、多忙な現代人の心を癒やしています。

 そのオーバーランドで使うクルマを「オーバーランダー」と呼びますが、昨今ではそのカスタムメニューをSUVにアレンジしたドレスアップが流行中。

 日本ではトヨタ「RAV4」などをオーバーランダーにするカスタムショップが増えており、アウトドアブームの追い風もあって、短期間でユーザーの間に広がっています。

 そんななか、ランドクルーザーの中古車販売・カスタムをおこなっている「フレックス・ドリーム」が、これぞホンモノのオーバーランダーというランドクルーザー79を造って話題を呼んでいます。

 この79は、オーバーランドの必須アイテムといえるルーフテントを筆頭に、ルーフラック、サイドオーニングを装着。

 これだけなら、よくあるスタイルですが、この車両がホンモノのオーバーランダーといえる装備は、オフロードへの備えです。

 カンガルーバーと呼ばれるスチール製のバンパー&グリルガードや、ボディサイドとタイヤを障害物へのヒットから守るサイドレール、ドアシルを守るためのサイドステップも追加されています。

■ "クルマを使って楽しむ"オーバランドカスタムとは?

 この79に装着されているほとんどのパーツが、オーストラリアの「ARB」というブランドのものです。

 ARBは1970年代に創業されたオフロード4WDパーツ専門メーカーで、1980年代に定着した“四駆カスタム”の基本的なカタチを創造したことで知られています。

 同社の製品は非常に堅牢で、ドレスアップパーツというよりは実用品。苛酷なアウトバックドライブではクルマを壊すことなく、無事帰還できるように考案されています。

 同じコンセプトを持つランドクルーザーには、まさにうってつけのブランドなわけです。

 これに加えて、荷台にはフレックス・ドリームがワンオフで製作したカーゴボックスを装備。

 ボックスのなかにはARBのドロワーシステム(収納)やエアコンプレッサー、サブ電源システムをインストール。

 膨大な量の旅の道具をシステマティックに収納できるだけでなく、オフロード走行時にさまざまなアクシデントにも対応することができます。

 もちろん、サスペンションによるリフトアップも施されており、悪路走破性の向上が図られています。

 ちなみに、この79の改造費は数百万円。SUVがもう1台買えるほどのお金がかかっているといいます。

これが新しい旅のカタチ? トヨタ「ランドクルーザー79」が凄すぎる!(画像提供:フレックス・ドリーム)これが新しい旅のカタチ? トヨタ「ランドクルーザー79」が凄すぎる!(画像提供:フレックス・ドリーム)

 フレックス・ドリーム代表取締役・藤崎智和氏によれば、この車両を製作して以来、ランドクルーザーファンからの注目度がとても高いようです。

 イベントで79を展示しないと「今日はあの79はないの?」といわれることもしばしば。ところで、なぜこのような79を作ったのでしょうか。

「クルマは単なる移動の手段だけでないと思っています。

 移動している道中を楽しみ、目的地においても “クルマを使って” 楽しむ。

 それはまさに、オーバーランドというアクティビティと同じです。

“安全で快適に、思いっきりクルマ旅を楽しむためのクルマ”というコンセプトを具現化した1台なのです」(藤崎智和氏)

※ ※ ※

 ぬるめのオーバーランダーとはひと味もふた味も違う、フレックス・ドリームの“オーバーランダー”ランドクルーザー79。

 伝統的なオフロード4WDチューニングに現代的な価値観と技術を融合した新しいカスタムとして、愛車イジリの参考にできる部分が多そうです。

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