「もう家です…」 トヨタ「ハイエース車中泊仕様」のウッド調内装に驚愕!? 世界に1台のこだわりモデルとは
くるまのニュース / 2022年7月23日 11時50分
トヨタ「ハイエース」は仕事以外にもさまざまな用途で使われています。そうしたなかで、自分好みの車中泊仕様に仕上げている人も見受けられますが、どのようなこだわりがあるのでしょうか。
■アウトドアレジャーなどさまざまな用途で活用される「ハイエース」
最近、キャンプをはじめとするアウトドアが流行していますが、そのなかでも車中泊を楽しむ人も増えています。
そうしたなかで、自身の愛車を車中泊仕様にしている人も増えており、トヨタ「ハイエース」も車中泊に活用されることの多いモデルですが、内装をウッド仕様に仕立てた車中泊仕様とはどのようなものなのでしょうか。
1967年に登場したトヨタ「ハイエース」は、100万km以上もの過走行に耐えられる設計やじゅうぶんな積載量など、商用車として活用されることの多いバンタイプです。
2018年8月6日には、特別仕様車「ハイエース50周年記念特別仕様車」も発売されており、50年以上にわたって開発・生産・販売が続けられている人気モデルとなっています。
商用車として高いニーズを誇る一方で、キャンピングカーの車中泊のベース車両としても活用が多く見られます。実際に、SNSなどで「バンライフ」や「車中泊」を検索すると、ハイエースを活用している人が多くヒットします。
ハイエースがアウトドアに活用される背景には、その広い室内空間が挙げられます。
ハイエースには、用途に合わせたボディタイプが選択できるよう、例えば、ボディ長には「ロング」「スーパーロング」、ボディ幅には「標準」「ワイド」、ルーフ形状には「標準ルーフ」「ハイルーフ」などがラインナップされています。
車中泊で快適に過ごすためには、室内空間の広さや空間の有効活用が非常に重要となり、単身で楽しむ人も多い車中泊ですが、家族や友人、恋人と過ごす際には、もともと室内が広いハイエースが大活躍するというわけです。
そうしたなかで、ハイエースオーナーである「Vanlife4season(@vanlife4seson)」さんは、2015年式の「スーパーGL」をベースに車中泊車両を製作して、車中泊の旅をおこなっています。
もともとSUVを所有していた際に、趣味として釣りをはじめ、早朝からの釣りに備えて、現地へ前日入りするようになったというVanlife4seasonさん。前日入りした際には、車中泊をすることも多かったそうです。
当時の状況について、Vanlife4seasonさんは以下のように話します。
「SUVでは床面をフルフラットすることができず、朝起きたときに身体が痛くなることも多く、悩んでいました。
そこで調べたところ、ハイエースが荷物を大量に積み込めるうえ、車中泊にも向いてるクルマだと知り、購入に至りました」
そんなVanlife4seasonさんは、車中泊歴は7年目で、いまでは年間で60日ほど、1泊2日から2泊3日の旅をひとりでおこなっているそうです。
年間60日もの車中泊旅を可能にしているVanlife4seasonさんのハイエース。室内環境の工夫やこだわりはどういった部分にあるのでしょうか。
「もともと購入時にベッドキットはついていたんですが、ベッドキットの下には半分ないくらいの荷物(クーラーボックス、釣竿)しか積んでなく、これだったらベッドキットを取ってしまおうと思い取り外しました。
現在では、就寝はソファーベットを使って床で寝ています。もとは広めの机がベッドだったんですが、いまではそれは机として使ってます」(Vanlife4seasonさん)
このように、広めの机とソファーベットを車内に配置してもゆったりとくつろげるところからも、ハイエースの室内空間の広さが伺えます。
また、そんなVanlife4seasonさんのハイエースの室内空間で目を引くのが、ウッド調で温かみのある内装です。内装についてVanlife4seasonさんは以下のように話します。
「車内の木の内装は、いろいろな人の動画を見て『おしゃれだな!』と思い、いつか自分もしてみたいと考えていましたが、今年ようやくDIYに取りかかりました。
2022年2月からDIYしてますが、現在も進行中です。車中泊しながらいろいろ付け足したり削ったりしています」
壁だけでなく、床にも合板を張ったうえに木目調のレザーシートを敷いているうえ、なんとセンターコンソールも木材を使用して自作もしているといいます。
愛車での車中泊について、Vanlife4seasonさんは「かなり快適に過ごすことができたと思います。いまはかごに収納している食器類、調味料等を収納するのに、今後は棚なんかもつけたいです」と意気込んでいます。
※ ※ ※
なお、Vanlife4seasonさんは車中泊の魅力について次のように話します。
「車中泊の楽しさは、場所に縛られないことだと思います。絶景が見れたり車中泊でしか味わえない楽しさがあります。
私は、多くの人に少しでも車中泊に興味をもってもらえるように、InstagramやTwitterというSNSでの投稿をはじめました」
なかには車中泊禁止の場所もあるものの、そこでしか味わえない絶景を楽しめるのは車中泊の大きな魅力といえます。そうした楽しさを求めて車中泊の旅に出てみるのも良いかもしれません。
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