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社長は「セダンからSUV」に心移り? 「センチュリークロス欲しい」の声も! VIP車の最新事情とは

くるまのニュース / 2022年8月5日 14時10分

ショーファーカーの定番といえばセダンという印象がありますが、最近ではSUVをショーファーカーとして使用する企業もあるといいます。

 かつてショーファーカーといえばセダンが定番でした。
 
 もちろんいまでも各社にはセダンのショーファーカーはラインナップされていますが、最近ではSUVをショーファーカーとして使う経営者なども増えているといいます。

 日本人が思い浮かべるショーファーカーといえば、トヨタ「センチュリー」が挙げられます。

 また海外ではメルセデス・マイバッハ「Sクラス」やロールス・ロイス「ファントム」なども有名です。

 日本車を代表するショーファーカーとなるセンチュリーは、社長や役員用、公用車として使われます。

 センチュリーは、1967年にトヨタグループの創設者、豊田佐吉氏の生誕100周年を記念してデビュー。

 現行モデルは3代目ですが、直線を基調とした古きよき日本車のスタイルや、漆黒のボディカラーなどは不変。日本の伝統工芸に通ずる気品を纏っています。

 車内は静粛性を第一に設計されており、後部座席も電動リクライニングやオットマンを備え、20個のスピーカーやモニターで、音楽や映画を楽しむことが可能です。

 このように後席のユーザーがいかに快適な環境で過ごすことが出来るかを重視しているショーファーカーですが、海外ではバーチャルチューナーであるTheo throttle氏がセンチュリーをSUV化した「センチュリークロス」のレンダリングを投稿しています。

 一見、センチュリークロスは夢物語のように思えますが、最近ではレクサス「LX エグゼクティブ」や、メルセデス・マイバッハ「GLS」、ロールス・ロイス「カリナン」などSUVをショーファーカーとして利用する人も増えているといいます。

 実際にLXなどをショーファーカーとして利用している首都圏の企業は次のように話しています。

「かつては、センチュリーやSクラスなどを社長専用車やVIP送迎用に使用していました。

 しかし、最近ではより移動時間を快適に過ごしてもらうためにセダンよりも室内空間にゆとりのあるSUVを選んでいます。

 例えば、GLSでは4座仕様となり、後席左右に独自の空間が生まれかつSUVならではの視線の高さもあり、『飛行機のファーストクラスに乗っているみたい』というお声を頂いています。

 また先日、ネットでみた『センチュリークロス』が実現すれば、一定の需要はあるかもしれませんね」

 また関西圏の企業ではSUV人気に伴い「これまではクラウンを役員専用車として導入していましたが、現在では数台をハリアーに入れ替えています」と話しています。

 そのほか、中部圏の企業では「社長がSUV好きなために以前はランドクルーザー(200系)を乗っていました。最近ではLXを納車待ちしている状況です」と話していました。

 また首都圏の別企業では「セダンのラインナップが少なくなったこともあり、次期役員車はSUVもしくはミニバンを検討しています」という声も聞かれました。

※ ※ ※

 昨今は、セダン人気が下火傾向にある一方でSUV人気は堅調です。そのため、各自動車メーカーではセダンを廃止して、SUVを追加するというラインナップになりつつあります。

 そうした背景もあり、今後も社長や役員などではセダンからSUVという需要の移り変わりは続くのかもしれません。

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