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トヨタが「中古車サブスク」開始! 「所有?サブスク?」どっちが良い? SNSでは賛否両論も! KINTO新サービスとは

くるまのニュース / 2022年8月21日 18時10分

2022年7月27日より中古車トヨタのクルマサブスクリプションサービス「KINTO」は、中古車のサブスクを開始しました。SNSではどのような反響なのでしょうか。

■なぜ旧車サービスが始まったのか?

 クルマサブスクリプションサービスを展開するトヨタグループの「KINTO」が、2022年7月27日より中古車のサブスクリプションサービスを開始しました。
 
 まずは東京都からスタートし、今後、拡大を順次図っていくとのことですが、この新しい取り組みに、SNSなどでも賛否両論、さまざまな声が挙がっています。

 KINTOは、2019月2月より新車のサブスクリプションサービス「KINTO ONE」を展開しています。

 KINTO ONEは、トヨタ系の新車モデル計24車種(トヨタ車22車種、レクサス車2車種 ※2022年8月時点)に対応。

 毎月定額料金で、トヨタの新車をカーリースのように利用することができ、3年、5年、7年の期間を選ぶことが可能で、期間終了時にクルマを返却する仕組みとなっています。

 そんなKINTOが2022年7月27日より「KINTO ONE 中古車」サービスを新たに開始しました。

 これはKINTO ONE側で返却されたクルマを、中古車のサブスクとして利用できるサービスです。

 KINTO ONEもKINTO ONE 中古車も、サービス内容はほとんど変わりません。毎月定額を支払えば、自動車税・任意保険(自動車保険)・車検・メンテナンス・消耗品故障修理などがすべて利用できます。

 仕組みはカーリースと似ていますが、任意保険料まで含まれているのが大きく異なる点です。

 とくに年齢の若い人は、任意保険料が高くなりやすいため、定額で済むKINTOのほうが自分で任意保険を支払うより安上がりになります。

 そのうえでKINTO ONE 中古車の場合は、中古車であるため、新車よりもリーズナブルな料金に設定となります。

 また、KINTO ONEの場合、契約期間は最低でも3年からとなり、解約金が発生しないプランもありますが料金は割高となり、基本的には途中解約すると解約金が発生します。

 一方、KINTO ONE 中古車では契約期間は2年となり、より短いサイクルで次のクルマに乗り換えることができ、さらに途中で解約しても解約金は掛かりません。

 しかし注意点としては、KINTO ONE 中古車の場合、契約の際に月額の約6か月分に相当する申込金を支払うルールとなり、最初にある程度のまとまったお金が必要になります。

 そんな中古車のサブスクリプションサービスですが、首都圏のトヨタ販売店の担当者は、以下のように話します。

「現在中古車のサブスクリプションサービスでご提供できるクルマは31台ほどとなっており、『カローラクロス』や『ヤリス』、『ハリアー』など、さまざまなクルマをご利用いただけます。

 すでに多くのお客さまから、“中古車のサブスク利用してみたい”といった声をいただいております」

■SNSでは絶賛する声もあれば、「価格が高い」という否定的な意見も

 KINTO ONE 中古車には、さまざまな層が注目しているようで、SNSでは賛否両論の意見が飛び交っています。

 そのなかでは「これいいかも」「割とニーズありそう」「月額5万って高いなぁと思ったけど、保険や税金込みだと妥当な金額かも」など比較的肯定的な意見ですが、とくに目立つのは「KINTOの中古車だから安心」という声です。

 一般的に中古車というのは当たりはずれがあり、なかには状態があまりよくないものもあります。

 しかし、KINTO ONE側で使われたクルマは、トヨタ販売店でメンテナンスがおこなわれ、利用者には車内での喫煙やペットの乗車などを一切禁止しているため、中古車とはいえ一定の品質が保証されています。

中古車のサブスクに対して反響はどうだったのか?中古車のサブスクに対して反響はどうだったのか?

 しかしながら一方で、なかには否定的な意見もあるようです。

「申込金で利用料6か月分は高いな~」、「月額料金もあまり安くないかも」、「月々5万でも最初に30万必要。レンタルのほうが良いかも」、「これなら中古車買ったほうがいい」など、月額料金や申込金を心配する声が目立ちます。

 KINTO ONE 中古車の利用料はクルマによって異なりますが、トヨタ「ヤリス」のようなコンパクトカーでも4万円前後の月額料金が発生します。

 さらに初回契約時には申込金としてその約6か月分も用意しなければなりません。

 ただし、その分、税金やメンテナンス料などが発生せず、また若い人だと高額になりやすい任意保険料も含まれているため、月額料金が安いか高いかを考えるうえでは、そのあたりの事情も踏まえて考える必要がありそうです。

 そのほか「サブスクは中古車のほうがビジネス的にも利便性的にも相性がいいとおもう」、「ますますクルマの所有欲みたいなのが薄れていく感じだなあ」、「もうクルマを買う時代じゃないから当然の流れ」など、今後の自動車ビジネスの在り方について、評論する意見も見られます。

※ ※ ※

 SNSでは賛否両論の声がありますが、中古車のサブスクサービスそのものに対する注目度は高いようです。

 自動車業界は「100年に一度の大変革の時代」に入り、人とクルマの関わり方は今後大きく変わっていくといわれており、今後もさまざまなサブスクサービスが登場するかもしれません。

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