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無茶? 理不尽? 東京近辺の高速道路「酷な合流」3選 慣れてても怖い…けど何より譲り合いが大事!

くるまのニュース / 2022年8月22日 7時10分

トンネルや合流・分岐、カーブや勾配を速いスピードで駆け抜けていく都市の高速道路は、慣れていないと不安かもしれません。ここでは、あらかじめ把握しておきたい東京近辺の高速道路の「酷な合流」を3か所紹介します。

■合流なのに「止まれ」標識

 都市部の高速道路は、走るのにコツがいるポイントが複数存在しますが、その中でも難易度が比較的高いのが合流です。

 速いスピードで走っているクルマ同士が、限られた区間内でスムーズに合流しなければなりません。

 今回は東京近辺の高速道路から「酷な合流箇所」を3か所紹介します。

●南池袋PA:「止まれ」からのアクセル全開加速

 高難易度の合流ポイントとして知られているのが、首都高速5号池袋線の上りにある南池袋PAから本線への合流です。ここには、主に次の2つの高いハードルがあります。

・一時停止する必要がある
・加速車線がほぼない

 高速道路の本線への合流というと、加速車線で十分に加速しつつ本線のクルマと間合いを調整しながら円滑に入るものですが、南池袋PAはそれが許されません。

 PAから本線に出るときは、出口にある「止まれ」の標識と停止線に従っていったん止まり、タイミングを計ります。

 ここは右カーブから左カーブに変わる所でクルマのスピードも変化しやすく、さらに車線変更は禁止のため、気を利かせて右側に移って車線を空けてくれるクルマもいません。

 そんな難儀な場所ですが、流れが途切れる瞬間が来たら一気にアクセルを踏み込み、極めて短い加速車線を走り抜けて本線に躍り出ます。

 このように人によっては緊張を強いられる合流ですが、不安がある場合は、手前の志村PAなど別の休憩施設の利用も検討しましょう。

■いきなり右側合流&理不尽な車線消滅

●神田橋JCT:地下トンネルから上った先でいきなり右側合流
 神田川の上空に造られた神田橋JCTは、都心環状線と八重洲線が接続しています。

 ここの、八重洲線北行きから都心環状線内回りに合流する箇所の主な“酷”ポイントは次の2点です。

・急な上り坂の先でいきなり合流する
・右側合流

 ここは、地下トンネルから川に架かる高架へ一気に上ると、たちまち合流地点に突入します。

 都心環状線が左側に見えてきた瞬間に合流のタイミングに合わせて加減速して、スッと入ることになりますが、時間も距離も猶予はありません。

 都心環状線の方も、S字カーブの途中で右側から八重洲線のクルマが急に合流してくるため、前後左右を常によく見ながら、譲り合って進むことが重要になります。

狩場JCTの首都高速神奈川3号狩場線→横浜横須賀道路上りの合流。左の車線が消滅する((C) Google)狩場JCTの首都高速神奈川3号狩場線→横浜横須賀道路上りの合流。左の車線が消滅する((C) Google)

●狩場JCT:消滅する車線

 狩場JCTの首都高速神奈川3号狩場線から横浜横須賀道路上りに向かう際、合流地点で車線が消滅します。

 2車線ある合流ランプの左車線を進むと、右側の右車線と、左側の横浜横須賀道路の車線に挟まれたまま幅がどんどん狭くなり、車線がなくなります。

 両側ともクルマが並走していたら挟まれるので、速度を落として、車線が消滅する前にどちらかの車線に移らなければなりません。

※ ※ ※

 トンネルや急勾配、見通しの悪い急カーブがある点は、山道と似ていますが、都市の高速道路はそれらに加えてスピードが速かったり、交通量が多かったりします。

 特に合流は、多くのクルマがそれぞれ異なるスピードで交わる地点のため、事故の危険が高いポイントです。

 なるべく事前に走行ルートの危険ポイントを予習するなどして、そして現場では譲り合って走行するようにしましょう。

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