ホンダが青ギラ顔の「新型SUV」作った!? 新型「アキュラ プレシジョンEV」世界初公開! 米で披露された鮮烈ボディとは?
くるまのニュース / 2022年8月22日 14時50分
ホンダが海外で展開する高級ブランド・アキュラが、新型「アキュラ プレシジョンEV」をモントレー・カー・ウィークで世界初公開。どんなクルマなのでしょうか。
■初公開された「アキュラ プレシジョンEVコンセプト」はどんなSUV?
ホンダは、北米を中心とした海外市場で高級車ブランド「アキュラ」を展開しています。
そのアキュラブランドが、2022年8月18日にSUVタイプのコンセプトカー「アキュラ プレシジョンEVコンセプト」をモントレー・カー・ウィーク2022で世界初公開しました。
ロサンゼルスのアキュラデザインスタジオでデザインされたプレシジョンEVコンセプトは、2024年に投入予定とされるアキュラブランド初のBEV(バッテリーEV)を含む、同ブランドのデザインの方向性を形作るデザインスタディと位置づけられています。
フロント/リアやホイールには、「パーティクル・グリッチ」と呼ばれる独特のパターンを採用。
LEDで光る新しいダイヤモンド・ペンタゴン・グリルも装着されたほか、カリフォルニアの強い日差しに合わせて最適化された特別なマット塗装「ダブル・エイペックス・ブルー」をまとっています。
アメリカン・ホンダモーターでアキュラ エグゼクティブ・デザイン・ディレクターを務めるデイブ・マレック氏は、プレシジョンEVコンセプトについて次のようにコメントします。
「これまでのPrecision Crafted Performanceのデザイン言語をさらに進化させた造形で、今後の電動化時代におけるアキュラデザインの方向性を、不動の北極星のように指し示すものです」
※ ※ ※
アキュラは1986年に北米市場で開業し、その歴史をスタートしました。かつて日本に導入する計画もありましたが、2008年に起きたリーマンショックの影響で白紙となっています。
ほかの日本の自動車メーカーをみても、別ブランドを展開する事例があります。
日本にも導入され知名度が高いのが、トヨタが展開する「レクサス」です。トヨタはレクサスブランドを1989年に北米で開業しました。2005年には日本にも上陸しています。
日産は北米で、レクサスと同じ1989年に「インフィニティ」を開業。アキュラと同様、こちらは日本上陸を果たしていません。
そんななか、マツダも1990年前後にアメリカ向けの別ブランド(第2の販売網)を計画していました。
それではここでクイズです。
1990年ごろにマツダがアメリカ向けに準備していたものの、途中で導入が中止されたブランドの名前とは、次のうちどれでしょうか。
【1】ユーノス
【2】アマティ
【3】センティア
【4】ファセル
※ ※ ※
正解は【2】の「アマティ」です。
アマティについて、ネット上でも複数の自動車ファンが導入計画の存在を指摘しているほか、「マツダ100周年サイト」内の年表にも公式情報として記載。
1992年(平成4年)の欄に「10月 米国第2の販売網『アマティ』の設立中止を決定」とあり、実際に準備が進んでいたことがうかがえます。
一方そのころ、国内でマツダは多チャンネル化を推進。「ユーノス」「アンフィニ」などの販売網(ブランド)が展開されましたが、多チャンネル体制はバブル崩壊後に終焉を迎えています。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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