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山陽道~加古川BP間に新たな無料バイパス! ミニ南北軸の「東播磨道」はどこまで北へ延びる?

くるまのニュース / 2022年9月25日 15時10分

兵庫県内で、東播磨道の建設が進行中です。東播磨地域と北播磨地域を結ぶ新たな動脈として整備されますが、国道2号加古川バイパスと山陽道を南北に結ぶ新たなルートとしても注目されます。

■播但道・神戸淡路鳴門道の間に新たな南北ルート

 兵庫県を流れる加古川沿いで、新たな自動車専用道路「東播磨道」(東播磨南北道路)の建設が進んでいます。

 東播磨道は、兵庫県加古川市にある国道2号加古川バイパスの加古川中央JCTから、小野市の国道175号三木バイパスまでを南北に結ぶ結ぶ延長12.1kmの地域高規格道路です。道路は暫定2車線や完成2車線、設計速度80km/hで整備されます。

 南半分の加古川中央JCT~八幡稲美ランプ間5.2kmは2014年3月に開通していますが、北半分の八幡稲美ランプ~国道175号ランプ(仮称)間6.9kmは2014年4月に事業着手されて以来、整備が進行中です。

 終点の国道175号ランプは小野市池尻町の三木バイパス上に設けられます。このランプは二次救急医療機関(北播磨総合医療センター)や小野工業団地、小野流通等業務団地に近く、さらに三木バイパスを介して山陽道の三木小野ICにもすぐアクセスできます。

 東播磨道が全線開通すると、東播磨・北播磨間の移動時間が短縮。二次・三次救急医療機関への搬送時間短縮や、周辺道路の混雑緩和、産業団地への設備投資などが期待されるといいます。

 加古川市役所から小野市役所までの所要時間は、未整備時の38分から、全通後は21分まで短くなると試算されています。

 2023年春には八幡稲美ランプ~八幡三木ランプ間2.5kmが、2024年度中には全線が開通する予定です。

 国道2号と山陽道を結ぶ主要南北ルートは、この周辺では有料の播但道や山陽道(木見支線)+神戸淡路鳴門道が挙げられますが、全通後は無料の東播磨道も選択肢に入れて良いかもしれません。

 ちなみに東播磨道の終点は国道175号ランプですが、その先も高規格道路の構想が存在します。

「東播磨内陸道路」といい、そのまま中国道の滝野社ICへ北進。さらにそこからは「東播丹波連絡道路」と名前を変えて西脇市を通り、北近畿豊岡道の氷上ICへ延びる構想です。東播丹波連絡道路は、すでに国道175号の西脇北バイパスなどとして一部が開通しており、兵庫県から、2050年頃までの完成を目指す路線とされています。

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