マジ? クルマの「アイドリングストップ寿命」が1.5倍に!新バッテリー「caos」がパナソニックから登場
くるまのニュース / 2022年9月6日 15時30分
パナソニック オートモーティブシステムズは、カーバッテリー「caos(カオス)」の新製品2モデルを10月初旬より発売します。
■大容量化と充電回復性能向上、液漏れしづらいプラグを採用 限定ルートモデルでは救援サービスも
パナソニック オートモーティブシステムズは、カーバッテリー「caos(カオス)」の新製品2モデル36品番を10月初旬より発売します。
今回で8代目となる「caos」シリーズは、アイドリングストップ車用、標準車(充電制御車)用の2タイプをリニューアルしました。
近年では、ドライブレコーダーの装着や、アイドリングストップシステムを搭載する車両が増えたことで、バッテリーへの電力負担が大きくなっています。
新「caos」はそのような状況で求められる、大容量化と優れた充電回復性能を併せ持つ製品へ進化したといいます。いったいどのような点が改良されたのでしょうか。
アイドリングストップ機能装着車では、停止時にもエアコンのファンやカーナビなどの電力を全てカーバッテリーから供給する必要があります。
しかし、消費電力が増え、バッテリー自体の電圧が下がるとアイドリングストップシステムが停止し、燃費性能を維持できなくなります。
新「caos」は、前モデルより採用の「高反応ペースト」を継承し、活物質の反応面積を拡大させることで、国内製造カーバッテリーの総合性能ランク公表値において、業界最高水準の大容量化を実現しました。
また、アイドリングストップシステムに適した新たな添加剤を負極板に採用し、充電不足状態から素早く回復させる「クイックチャージ性能」に加えて、パワフルに充電する「Vチャージ性能」を搭載し、充電回復性能を向上させました。
これにより、アイドリングストップ機能が安定して作動し、車両本来の省燃費性能を発揮すると同時に、アイドリングストップ可能な期間が従来品に比べ約1.5倍に向上しました。
また新「caos」は、メンテナンスがしやすく、傾きによる液漏れ発生率を従来品に比べて約70%削減した「イエロープラグ」を搭載しました。
さらに、急なバッテリーあがりでも、保証書記載のフリーダイヤルに連絡することで、レスキュー隊によるジャンピングサービスをおこなう全国24時間365日対応 路上救援サービスが付いています。(ルート限定モデルのみの対応)
新しくなった「caos」は2022年10月初旬の販売を予定しており、価格はオープンとなっています。
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