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3000万超え! 究極のオフロード「高級ホテル」誕生! オープンデッキに早変わり&ベッドの硬さまで調整可能!? 「最先端」の新型キャンピングカー独で発表

くるまのニュース / 2022年9月7日 17時10分

2022年8月24日、独Erwin Hymer Groupは、メルセデス・ベンツ「スプリンター」をキャンピングカーに変えた「Venture S」を発表しました。どのようなクルマなのでしょう

■オープンデッキに早変わり! 開放感あふれる最新キャンパー

 2022年8月24日、Erwin Hymer Groupは、メルセデス・ベンツ「スプリンター」をオフロードキャンピングカーに変えた「Venture S」を発表しました。

「Venture S」とはどのようなクルマなのでしょうか。

 Erwin Hymer Groupは、ドイツに本拠を置くキャンピングカービルダーです。メルセデス・ベンツやフィアットの車両をベースとしたキャンピングカーを製造・販売しています。

 スプリンターは、メルセデス・ベンツのバン型車です。配達用バンとしてはもちろん、救急車やミニバスなどさまざまな特装車のベースとして使用されることもあります。

 そのスプリンターをオフロードキャンピングカーに変えたのが、Venture Sです。

 Venture Sは、2人乗り専用オフロードキャンパー。コンパクトな全長、ナローな車体、オフローダーとしての美しさなどを併せ持つ、新しいカテゴリーのクルマです。

 スプリンターの強固なシャシーに全輪駆動、オールテレーンタイヤを標準装備、ボディとキャブにはストーングレーとシーブルーメタリックの2色を採用し、ハニカムデザインのグラフィックとあいまって、ひときわ目を引く外観を実現しています。

 Venture Sにはラウンジのようなキャビンが用意されています。リアシートの3面を囲むように配置されたウインドウ「インフィニティ・スクリーン」は素晴らしい眺めを提供し、多くの太陽光を室内に取り込ことが可能です。

 また天気の良い日には、テールゲートを開き、リビングスペースをさらに拡大、サンデッキを出現させることが可能です。

 キャビンにはモダンで設備の整ったキッチンスペースやシャワー・トイレスペースも確保されています。

 また、自給自足の旅と移動中の仕事の両立を目指す人のために、ユニークなホームオフィスコンセプトを採用。

 助手席の後ろのサイドウォールに組み込まれたデスクは、天窓の下でワークステーションとして瞬時にセットアップが可能です。

 さらに、Venture Sのルーフには115Wのソーラーパネルが3つ、室内には6つの230Vソケットと8つのUSBポートが機能的に配置されており、電源に困ることがないように配慮されています。

 Erwin Hymer Groupのスマートバッテリーシステムと320Ahのリチウムバッテリー、そして標準装備のインバーターを組み合わせれば、最長で10日間、電力不足になることなく自給自足の生活を楽しむことができます。

 オプションでスクリーンとプロジェクターを設置することも可能であり、旅先で映画鑑賞もできます。

 ベッドスペースは、強力なコンプレッサーにより、3分以内に開くポップトップルーフ内に用意されています。革新的な「2チャンバーシステム」により、睡眠中の騒音、光、温度差を軽減します。マットレスの硬さも、アプリで個別に調整することも可能です。

 またベッドスペースへの階段は、照明付きのステップになっており、暗闇でも安全に使用することが可能。さらに、ステップに組み込まれたコンパートメントが、追加の収納スペースとなっています。

 Venture S はHymerコネクトに対応しているため、スマートフォンや内蔵の7インチタッチディスプレイから様々な照明などコンポーネントをすべてコントロールすることができます。

 ボディサイズは全長6450mm×全幅2160mm×高さ3070mm、ホイールベースは3665mmです。

 価格は、22万5000ユーロ(約3134万円)からです。

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