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“ほぼ部屋”感ならトヨタ新型シエンタに負けない!?“ソファミニバン”日産「キューブ3」の姿とは?

くるまのニュース / 2022年9月24日 14時10分

“マイルーム感”が巧みに演出された内装も個性的だった日産のコンパクトミニバン「キューブキュービック」(キューブ3)はどんなモデルだったのでしょうか。

■ソファみたいなシートの小型ミニバンを振り返る

 トヨタが2022年8月23日に「シエンタ」をフルモデルチェンジしたほか、ホンダも同年6月23日に「フリード」の一部改良および特別仕様車追加をおこなっており、いま小型ミニバン市場は盛り上がりを見せています。

 両車の内装を見ると、「ファブリックを用いた薄く軽快な水平基調のインストルメントパネル」(新型シエンタ)やインパネミドルエリアへの「木目調パネル」採用(フリード)など、まるでリビングのようなリラックスできる雰囲気が演出されており、こうしたデザインはミニバンと好相性といえそうです。

 そんななか、かつて日産が販売していたコンパクトミニバンでも“部屋感”を強調した小型ミニバンとして「キューブキュービック」(エンブレムは「cube 3」と表記)が存在。どんなモデルだったのでしょうか。

 キューブキュービックは、2002年に登場した小型トールワゴンの2代目「キューブ」をベースに、3列シート化したモデルです。2003年から2008年までラインナップされました。

 当時、他社と競合していた車種としてはトヨタの初代シエンタ、ホンダ「モビリオ」(フリードの前身モデル)が挙げられます。

 キューブといえば、2代目と3代目で掲げられた“マイルーム感覚”というコンセプトが印象的な人も少なくないことでしょう。

 見た目にもしっかりとした厚みが感じられるソファのようなシートを1列目・2列目シートに配置。左右非対称のリアガラスと同様、内装のインパネも左右非対称な「P」字のデザインで、居心地の良さとオシャレな雰囲気が両立されていました。

 そんな2代目キューブを、キューブキュービックでは170mmホイールベースを延長し、3列シート化。一見しただけではミニバンに見えない外観を実現したのでした。

 一方、1列目・2列目シートとは対照的に3列目シートの足もとはかなり狭く、緊急用のシートと割り切って使うのが望ましいパッケージングでもありました。

 エンジンは当初1.4リッターのみのラインナップで、2005年のマイナーチェンジで1.5リッターが追加されています。

※ ※ ※

 前述のとおり、キューブキュービックは2008年にラインナップから消滅し、それ以降日産はコンパクトミニバンをラインナップしていません。

 しかし、内装のリビング感が巧みに表現されていたという意味では、今はやりのスタイルと共通するものもあるといえるでしょう。

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